Razer BlackShark V2 X を半年使ってみたレビューをしてみたいと思い、メリットとデメリットなどをお伝えできればいいかなと思います。
結論からいうとコスパのいい、PCやCS機のゲーム入門~中級者までであれば買ったほうがいいような気がしました。
密閉型のヘッドセットなのでどうしても音がこもったり、低音が効きすぎるといったデメリットがあります。
Razer Blackshark V2 Xでは、このような低音はほどよく効いており、重すぎず音のこもりが少ない5000円程度で買える良いヘッドセットです。
私のRazer Blackshark V2 Xの使用感とかいったレビューをしていきますので、購入するときの参考にしてもらえればと思います。
Razerの特徴の音がこもる現象はほとんどない!低音も高音も問題ない!
Razerといえばどうしても音がこもったり、低音が効きすぎるという私なりの考えがあり、ヘッドセットは定評のあるsteelseriesかEPOS(ゼンハイザー)を選びがちでした。
しかし、Razer Blacksharkシリーズのエントリーモデルかなと勝手に思っていますが、低音は効いているものの不快さはなく音のこもりもかなり軽減されています。
ヘッドセットの耳に当てるところなんですが、BlackShark V2 Xでは小さな穴が開いておりバスレフの効果かなと判断していますが、このおかげでこもるという問題少ないのかなと思います。
また左にボリュームやマイクミュートもあり、モータースポーツのピットで作業をする方がつけているヘッドセットに似ており、側圧はそこまで強くはないです。
同じくBlackShark V2やBlackShark V2 PROもありますが、Razerのヘッドセットを買うのであればBlackSharkシリーズかなと思うくらいのコスパが非常にいいヘッドセットです。
Razer Blackshark V2 Xのイヤーカップは布とPUレザー!暑いときじゃなければ快適!

残念な点というわけでもないのですが、人によってはRazer Blackshark V2 Xを耳にセットしたときに、サラサラとした肌ざわりがあるものの暑いときは使いにくいのかもと思います。
Razer Blackshark V2 Xの耳のところには穴が複数空いていますが、耳のところではなくドライバーのところなので、暑がりな方だとやや涼しいときに使うというのもいいかなと思いました。
BlackShark V2やBlackShark V2 PROとは違い、イヤーカップが布なのは耳にあたるところだけなので、やや熱がこもる感じがしました。
もちろんヘッドセットを使っていて汗が出るというのは一切ありません。
イヤホンだと耳にトラブルが出るという方の中で、Razerのヘッドセットってどんなんだろうと思う方であれば、BlackShark V2 Xで1年くらい様子を見てから上位機種に変えるのもいいでしょう。
サラウンド効果は悪くないがDACにあるもので十分なBlackShark V2 X!
Razerだけでなく多くのヘッドセットの悩みなのは、サラウンドなんですけども、スピーカー1つで臨場感のある音を作るのはかなり難しいです。
BlackShark V2 Xは低コストにも関わらず、サラウンド効果にも対応しておりRazer独自のサラウンド効果にも対応しています。
サラウンドにすると低音とか音がこもる傾向にありますが、ほんのごくわずかなこもりであるゲーミングヘッドセットなのでいいんじゃないかなと思いました。
私の場合はsteelseriesのGameDACを使用しており、GameDACのサラウンドにしてみるとBlackShark V2 Xの低音のこもりがかなり減りました。
とはいってもPCの環境にもよるので実際にお店でステレオで聞いてから、サラウンド効果がある機器で試すくらいで十分だろうと思います。
またCS機にも接続可能なBlackShark V2 Xなので、コストを抑えながら質のいい状態に持っていけるというのがいいところだと感じます。
マイクの性能が素晴らしいBlackShark V2 Xはゲームでも仕事でもVCに自信を持っていい!

今まで私が使ってみたヘッドセットの中で、Razer BlackShark V2 Xのマイクは録音した自分の声がはっきりと聞こえました。
本当に5000円程度のヘッドセットかと思うくらい、マイク性能がいいRazer Blackshark V2 Xなんでけども、GameDACに接続しているせいかとてもよく聞こえました。
OBS StudioとSkypeで自分の声を録音してみましたが、マイク単体で購入しなくてもいいくらいのマイクの高音質だと思います。
風防(ポップガード)があってBlackShark V2 Xのマイクは取り外しができませんが、音質に関しては全く問題ありません。
CS機でも甥に使ってもらいましたが、問題なかったというのが反応でほしいといわれましたが違うものを渡しました。
仕事で声が聞き取りにくいということもあったなら、コスパのいいBlackShark V2 Xにしても問題はないと思います。
Razer Blackshark V2 Xの側圧は?重さはどれくらい?

Razer Blackshark V2 Xの側圧は最初は少しだけきついかなという感じもしましたが、人によりますのでもしきつければ箱につけておけば問題はありません。
私の側圧を下げる方法の写真を載せておきます。
モータースポーツのピットクルーの方がつけられているヘッドセットに似ている、Razer Blackshark V2 Xの形状なので、メガネを付けていても問題はないかなと感じます。
メガネといっても大きさも関係してきますが、サングラスみたいなものだとちょっと厳しいかなと感じますが、普通のメガネであれば側圧に悩まなくてもいいでしょう。
Razer Blackshark V2 Xの重さに関しては公式サイトでは、240gとなっていますが念のため自宅で測定した結果246gとほぼ誤差範囲の中にあります。
よく見かけるKrakenなどは300gくらいあるのに対し、Razerの中ではBlackShark V2 Xの重さはかなり軽い部類に入ります。
もちろん、他社さんのヘッドセットと比べても軽量の部類に入るヘッドセットなので、ヘッドセットの重さに悩んでいるという場合にはBlackShark V2 Xを検討してもいいかなと思います。
まとめ
今回は半年使ったRaxer BlackShark V2 Xのレビューを結構辛口でレビューしましたがどうでしょうか。
音の感じ方は人それぞれであるのと、私自身がDACとしてsteelseriesのGameDACを使用しているというのもありますが、とても値段も安く性能もとてもいいと思いました。
しいて言えば暑さ対策かなというくらいであって、Raxer BlackShark V2 Xは安いですから入門でも中級者のゲーマーであっても、仕事であっても全く問題なく使えるはずです。
長期レビューというわけですが、短期で分からない部分が長期でわかることも多々あります。
仕事で使うヘッドセットやゲームで使うヘッドセットとして使うのは、ちょうどいい安さと音質と軽さを持っているBlackShark V2 Xです。
家電量販店に実機があるようであれば、スマホだったりポータブルオーディオプレーヤーで試し聞きして判断するのもいいでしょう。
Razer Blackshark V2 Xを今後使っていくことにした私ですが、高コスパであるところがとてもいいところかと思います。