OROCHI V2をレビュー!軽量のモバイルマウスはステキ

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2021年5月28日に発売されたRazer OROCHI V2について、使用感だったりどんな使い方がいいかを試してみましたのでレビューしていきたいと思います。

Razer OROCHI V2はモバイル用という位置づけにはなっていますが、もちろんデスクトップPCでも使えますのでRazer OROCHI V2を使ってもいいかなと思います。

小ぶりなRazer OROCHI V2は、表面が割とガサガサしているのもあってグリップシールをつけては見たものの、わざわざグリップシールをつけなくてもいいかなという完成度です。

それでは、Razer OROCHI V2を使ってみた感じややってはいけないことなども踏まえて説明していこうと思います。

Razer OROCHI V2はゲーミングノートPCでもゲームしないPCでも使える万能マウス!

ゲーミングマウスのなかでは、軽量の部類に入るワイヤレスマウスで、使う電池によってマウスの重さが変わってきます。

そこまでクセの強いゲーミングマウスではないと勝手に思っていますが、Razer OROCHI V2はゲーミングノートPCでも十分にゲームに発揮できるでしょう。

Razer OROCHI V2を使ってデスクトップPCでゲームをしてもいいですし、仕事のためにOROCHIを使うのもアリだと個人的には思いました。

ゲーミングマウスはたいてい仕事用にも使えるものもありますが、小型で軽量のRazer OROCHI V2を仕事で使ってもいいしゲームでも十分ステキだろうと思います。

Razer OROCHI V2は不自然さがないクセのない握り心地

Razer OROCHI V2の表面といいますか、手で握ったりするところはザラザラしているのもあって、グリップテープを貼る必要はないのかなと感じました。

他のブランドもRazerさんのように、つかみ持ちつまみ持ちそしてかぶせ持ちであったとしても、クセのない安定した握り心地になってくれればというのが本音です。

手が乾燥しているという場合にRazer OROCHI V2を握ってしまい、滑るという場合のみグリップテープはつけてもいいかと思います。

強いていうなら冬場の乾燥しているときであれば、多少の滑りがあるかもしれないRazer OROCHI V2かなと感じました。

左右対称のマウスなんですけども、誤爆はなかったですし手首が痛くなるというのもなかったです。

ロジクールのG304も左右対称のゲーミングマウスですが、G304より小さいものの握り心地は素晴らしいと感じたのもあり、人を選ぶゲーミングマウスではありません。

Razer OROCHI V2はどのくらい軽量なのだろうか?実測してみた

実際にRazer OROCHI V2はどのくらい軽量なのかというのを、計測してみましたので写真とともに見てもらえればと思います。

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Razer OROCHI V2のUSBレシーバーも取っていますので、Razerさんの公式サイトより軽くなっているはずですが、59gと電池無しのマウスの中では軽すぎるくらいです。

ちなみに画像でも出ていますが、Razer OROCHI V2のプラスチックの形状は結構複雑なので、金型を作るのも結構お金がかかるのではないかと思います。

8000円以上するというのは仕方ないかなというのが、設計や開発をやっていた私としては妥当な価格ではないかと思います。

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Razer OROCHI V2に付属している単3電池(リチウム)では、73gとこれまた電池タイプのワイヤレスマウスのなかでも軽量です。

充電式のRazer Viper Ultimateが74gなので、誤差も含めるとほぼ互角の戦いになっているRazer OROCHI V2です。

単3電池でも十分軽いRazer OROCHI V2じゃないかなと思っています。

価格で言うと半額未満ですから、Razer OROCHI V2がかなり安いということになりますね。

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最後に単4電池を入れたところなんですけども、69gというとてつもない軽さのワイヤレスマウスになってしまいます。

私自身が手首が痛くなりやすいので軽いマウスが好きというのもあって、単4アルカリ電池でRazer OROCHI V2を使っていましたが、1日5時間使用で3日くらいでバッテリーが少ないと警告が出ました。

Razer OROCHI V2が動かなくなるまで使ってはいませんが、単4アルカリ電池でワイヤレスマウス(2.4GHz)がもてば優秀なマウスだと思います。

ここまで見ると有線のマウス並みの軽量なマウスを、Razer OROCHI V2が実現しているとも言えます。

ここまで軽量であれば、Razer OROCHI V2を持ち運ぶのは簡単ですので、ノートPCを外で使う場合にもかなり重宝されるでしょう。

表面が少しザラザラしているRazer OROCHI V2は加水分解の可能性がない

除菌のためにRazer OROCHI V2をアルコール消毒したいという方は、気にせず除菌のためにアルコール消毒しても問題ないです。

グリップテープをつけていれば、アルコール消毒でグリップテープがはがれるよいうのがよくありますので注意してください。

表面にラバーやシリコンなどがないRazer OROCHI V2ですし、表面がプラスチックでザラザラしているで、アルコールによるべたつき(加水分解)はありません。

世の中が消毒をする時代へなってきていますので、お店でも手をアルコール消毒する場合もあるかと思いますが、やすりでこするとかしなければRazer OROCHI V2の表面は問題ないです。

プラスチックのみだから加水分解はないとも言えますが、ラバーやシリコンでグリップを良くしているマウスではありません。

Razer OROCHI V2の表面はザラザラしていますので、加水分解もなければマウスを握るときも快適に使えるでしょう。

単3電池と単4電池を同時に使ってはいけない理由とは?

Razerの公式サイトには単3電池もしくは単4電池のどちらかを、Razer OROCHI V2に使うように推奨されています。

Razer OROCHI V2を分解してみようか悩みましたが、壊れていないのに分解するのも気が引けましたし、たいていこんな回路だろうと想像がつきましたので図にしてみました。

回路

(クリックすると拡大します)

単3電池と単4電池の電池容量は、単3電池の方が容量が多く電流も多く流せます。

一方単4電池の電池容量は、単3電池の電池の容量よりも少ないです。

Razer OROCHI V2に入れる単3電池と、単4電池との間をグルグルとお互いの電池に流れる循環電流が発生するかもしれないと考えています。

こういう場合には、D1D2のように電流を一方向にしか流さないダイオードを使うわけですが、各電池に入っていればどちらかが壊れれば循環電流が流れます。

もしD3のようになっていたりダイオードが存在しなければ、Razer OROCHI V2の単3電池と単4電池の両方を同時に入れると、単4電池に電流が逆流して熱くなる場合もあります。

このような設計であればRazer OROCHI V2には、単3電池と単4電池の両方を入れないようにしないといけません。

Razer OROCHI V2を買ったのに壊しては意味はないですし、マウスが握れないほど熱くなる可能性は少ないのかなと思いますけども、かならず片方の電池だけ使うようにしてください。

Razer OROCHI V2のソールはPTFFで滑りがいい!

Razer OROCHI V2のマウスソールはPTFFであるのは公式サイトにありますが、結論から言うとテフロンが白い部分です。

私の場合にはマウスソールにダメージを与えないように、あえてパワーサポートを貼り付けていますが、仮に削れないようにするには安いのであればカグスベールがいいでしょう。

結局マウスも消耗品なので、マウスソールを大切にしなくてもいいと言われればそうなんですけど、Razer OROCHI V2を長く使う場合にはこんなことをしてもいいのかなと思います。

テフロンのマウスソールなので、かなり滑りがよく軽いのもあって、デコピンをしてしまうと結構進んでくれます。

そんなこともあり滑りのいいRazer OROCHI V2なので、DPIはそこまで高くしなくてもいいのかなと思っているところです。

もしマウスパッドを使わっていないのであれば、軽くて止めやすいPTFFのRazer OROCHI V2のマウスソールなので、ゲームにも仕事のどちらにも余計な力が入りにくいマウスです。

Razer OROCHI V2
重さ
 (2)
ゲーム
 (3)
オフィス
 (5)
追従性
 (3)
大きさ
 (2.5)

まとめ

今回はRazer OROCHI V2のレビューを中心にやってはいけないことやいいところを紹介してみましたがどうでしょうか。

重箱の隅をつつくように見たとしても、欠点という欠点は出てこないステキなRazer OROCHI V2だと思います。

一応モバイル扱いになっているRazer OROCHI V2なんですけど、ゲーミングノートPCやデスクトップPCにも最適です。

小型で軽量なRazer OROCHI V2なので、机にあっても邪魔にはならないですし、ノートPCであれば持ち運びも簡単です。

乾電池タイプの充電池であれば、持ち運びもかなり楽になってくるでしょう。

遊びに行くときも仕事でノートPCをもっていくにも便利な、Razer OROCHI V2をお供にするのもとてもいい使い方だと思います。