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マウスホイールからキュキュと音が鳴る現象がありますか。
マウスホールの力の入れ方だったり、場合によっては初期不良の場合もあります。
マウス自体が買ってもない状態で、保証期間であるなら初期不良としてメーカーのカスタマーサポートセンターなどに出したほうがいいでしょう。
自分自身も実際あった話なのですが、安く修理できたので説明していこうと思います。
マウスホイールの修理で用意するのは、マスキングテープとシリコンスプレーです。
マウスホイールの仕組みから説明していこうと思います。
マウスホイールのホイールエンコーダーのところと接触していることがある!
マウスホイールからキュキュと音が鳴るのは、マウスホイールエンコーダーのところから鳴っていることが多いです。
場合によっては、マウスを真上から見てみると、ホイールがまっすぐに回っていないものはホイールの故障なので修理に出しましょう。
さてマウスホイールエンコーダーというのは、マウスホイールの回転数を信号に変えてPCへと伝えるものです。
実際にどんなものかを見てみましょう。
真ん中に穴があって、マウスの軸の回転を検出しています。
マウスホイールのホイールエンコーダーのところに、マウスホイールの軸との接触が起こってしまい、キュキュと音が鳴ってしまいます。
マウスからキュキュと鳴るのはホイールエンコーダーのところのグリスが減ったから!
マウスからキュキュと音が鳴るときに、ホイールエンコーダーを取り換えるのは、回しても反応しないとかの故障で分解して修理できます。
マウスのホイールエンコーダーの軸の部分のグリスが減ってくれば、キュキュと音が鳴るようになってしまいます。
というわけで、マウスを分解してホイールの軸にグリスを塗ればいいというのが、修理にはよくあることです。
その場しのぎに聞こえてきますが、あえて分解しないでキュキュと音が鳴るのをなくすのは、グリスの代わりにシリコンスプレーを使いましょう。
マウスホイールからキュキュと音が鳴らないようにするには、ホイールエンコーダーのところに、シリコンスプレーを吹きかけてあげれば接触が和らぎます。
マウスホイールからキュキュと鳴るのは余計な力が入っている可能性もある!
マウスホイールはいろんな方向から力が伝わるのもあって、マウスの部品の中でも比較的壊れやすい部分です。
マウスホイールを押し込んだり、指で転がしたりするときに余計な力が入ることがあります。
斜めに触ってみたり、けっこう強めに転がしてみたりすると、マウスホイールの故障が起こりやすくなります。
どんな高額なマウスであっても、マウスホイールのところのエンコーダーに斜めに動いたりすると故障しやすいです。
例を挙げると、扇風機を使って冷房をよりきかせようとしたときに、扇風機が円を描かない回り方をする製品があります。
羽の部分の作りが悪く、縦または横そして斜めに動くと、扇風機のモーターの中心部分に縦・横・斜めに力が入ります。
その後どうなるかというと、扇風機に積んでいるモーターがきりんと回らなくなります。
マウスホイールも同じように、きれいに回らないと故障しやすいです。
どうしてもマウスホイールというのは、きれいに円を描くように指に力を加えるのは難しいです。
どれだけ大事にしていても、マウスホイールが故障するというのはありますので、そこまで気にしないようにしてください。
マウスホイールからキュキュと音が鳴るのを修理するのに必要なものは?
マウスホイールからキュキュと音が鳴るのを修理するには、シリコンスプレーの他にもあるので挙げておきます。
- シリコンスプレー
- マスキングテープ
- 新聞紙とかいらない紙を数枚
用意しておけばマウスホイールからキュキュと音が鳴るのを修理できます。
マウスを上から見てきちんとホイールが左右や上下に動いているのは、ホイールの軸が壊れているか、ホイールエンコーダーの取り付けが悪い場合が多いです。
そのため、シリコンスプレーで修理するのではなく、保証期間であれば修理に出しましょう。
先ほどのホイールエンコーダーは一例であって、すべてのマウスホールに当てはまらないのですし、分解すればメーカーの保証がなくなる恐れがあります。
実際にマウスホールからキュキュと音が鳴るのを修理してみましょう!
用意した新聞紙またはいらない紙の上に、マウスを置きましょう。
マウスホイールの周りに、シリコンスプレーがかからないように、マスキングテープをホール付近に貼り付けます。
マウスホイールの周りの隙間に、シリコンスプレーを吹き付けますが、なるべく細い管で行うようにしてください。
こちらがシリコンスプレーなのですが、赤い管がありますので、広がってしまわないようにつけるようにしましょう。
シリコンスプレーを吹き付けてから、手を使ってマウスホイールをくるくると回していきます。
そうすると、音が出なくなりますので、手とかマウスをよく拭いたり、手はよく洗うようにしてください。
またシリコンスプレーをマウスホイールのエンコーダー付近に、1秒を超えて吹き付けるとクリックできなくなることもあるので慎重にしましょう。
以上がマウスホイールからキュキュと音が鳴るのを修理の完了です。
まとめ
マウスホイールからキュキュと音が鳴るのを修理する方法を紹介しましたがいかがでしょうか。
本来は分解してから、ホイールにグリスを直接塗るのがいいのですが、簡単で安く自分で修理できる方法を書きました。
シリコンスプレーはディスカウントストアやDIYショップで販売していることもありますが、もし近所にない場合は何かのついでに買ったほうが安いかなと思います。
分解するよりも簡単な修理方法かなと感じていますが、あまりに吹き付けが多くてもよくありません。
ちょっとずつシリコンスプレーをマウスホイールの隙間に吹き付けて、キュキュと音が鳴るのを修理をしてみてください。