この記事はで読むことができます。
今PCのキーボードはBlackwidow V3 TKLを使っていますが、スペースバーの右端のスタビライザーが割れてしまったので修理をすることにしました。
本当だったら保証期間内なのもあってRazerに修理依頼をするのがいいですが、修理依頼をしている間にキーボードが手元になくなるため修理することにしました。
また、小さく重さがあまりかかりにくいところのプラスチックの修理に、Bondic(ボンディック)という製品があるので練習ついでに修理するのもいいかなと思います。
ワーストケースを考えたとしても、Razerのキーを買いなおせばいいんですよね。
今回はBondicを使った小さく重さがかからない修理について、手順などを踏まえて説明していきます。
目次
- どんなものにBondicを使えばいいの?プラリペアやUVレジンの私なりの用途とは?
- PCで使うキーボードのキーが壊れた場合どうやってBondicで修理すればいい?必要なものは?
- Bondicでキーボードのキーなどのプラスチックの修理の初めは洗浄とやすりをかけること!
- Bondicを使って実際にPCのキーボードなどのプラスチックをつけていこう!
- BondicのUVライトまたは100円ショップのUVライトでプラスチックになるまで硬化させたら補強をしよう!
- Bondicで修理したプラスチックの補強が終わったら試しにつけて外そう!
- Bondicで液体からプラスチックにさせるUVライトの注意!
- Bondicで硬化したプラスチックが外れなくなったらそこで終了!
- まとめ
どんなものにBondicを使えばいいの?プラリペアやUVレジンの私なりの用途とは?
未だにプラスチックの知識はよくわかっていない部分なんですが、この手の小さいプラスチックの修理には大きく分けると3つを利用しています。
プラリペア・Bondic・UVレジンの3種類なんですけども、小さいものだけであって大きなものはパテなどもありますが、私の専門外ということもあるので他の方の記事を見てもらえばと思います。
この3つのプラリペア・Bondic・UVレジンの共通しているのは、液体のプラスチックであるというものです。
比較的大きな重さになってしまう扇風機の羽や洗面器などは、私の場合はプラリペアを使う場合があります。
UVレジンはネイルで使うものが多いですが、あまり見えなく軽い症状のところだけ使います。
動きはするけれど小さい重さがかかるプラスチックには、Bondicを使うというのが私の分け方ではありますが、3つ用意できればいいものを試していくのがベストかなと思います。
PCで使うキーボードのキーが壊れた場合どうやってBondicで修理すればいい?必要なものは?
PCなどの小さく重さがかからないようなキーボードのキーが割れてしまったので、Bondicでの修理を解説していきながら必要なものをあげていきます。
Bondicのスターターキットは3000円くらいかかりますので、興味があれば修理してみてもいいかと思いますが、元の値段よりBondicが高ければ新しいものを買った方がいいです。
- Bondic本体
- 修理するもの
- ピンセット
- やすり(細かい目:手元にあったのが400番だったのですが紙やすりの方が安いです)
念のためUVレジンを硬化させる100円ショップのライトも準備し、脱脂用として普段使っているエレクトロニッククリーナーを使っています。
速乾性のあるエレクトロニッククリーナーですがプラスチッククリーナーの脱脂に向いていますし、もし買うのが面倒なら消毒液でも問題ないかと思っています。
Bondicでキーボードのキーなどのプラスチックの修理の初めは洗浄とやすりをかけること!
Bondicだろうがプラリペアだろうがとにかく、汚れがあったりするとプラスチックの修理というのはうまくいかない場合がとてもおおいです。
できるだけ修理するプラスチックを洗うようにしてくださいね。
油汚れがある場合には食器用でもいいですし、ほとんど汚れのない場合でもプラスチックセーフやエレクトロニッククリーナーを使っていきましょう。
ピキっとひび割れであったとしても、傷口が大きければなるべくやすりをかけた方が、塗装と同じでBondicを塗ったときにキレイにプラスチックにからみます。
小さいプラスチック製品でかつ重さがかからないものを前提としていますので、キレイにBondicが塗れないと何度も失敗してしまうかもしれません。
手元にあった400番のやすりを使いましたが、なるべく目の細かいやすりの方がさらに壊れるという悲劇がなくなりますのでいいかなと思います。
Bondicを使って実際にPCのキーボードなどのプラスチックをつけていこう!
ここからようやくBondicの修理になりますが、その前にプラスチッククリーナーやエレクトロニッククリーナーなどで脱脂をして余計な油分を取りましょう。
手でプラスチック部分を持ってしまうと、手の脂がのってしまってうまくBondicを塗ってもプラスチックの修理ができない場合が多いです。
細かいプラスチックの修理をBondicを使って行いますが、手についてしまうのはよくないためピンセットやメンディングテープなどを利用したほうがいいです。
メンディングテープを使う場合には、Bondicを使って修理する部分と修理する部分が最初から固定されるように貼った方がいいかと思います。
液体はプラスチックをUV照射しプラスチックになるので、もし手についた場合や余計なところにBondicがついたらティッシュや手を洗うようにしてください。
UVライトが付属されているので使ってもいいですし、100円ショップのネイルコーナーにもUVライトが売られていますのでUVを当てましょう。
BondicのUVライトまたは100円ショップのUVライトでプラスチックになるまで硬化させたら補強をしよう!
BondicについているUVライトだったり、100円ショップのUVライトで硬化させ、プラスチックになっていれば第1段階が終了です。
次は周りを補強するようにしてください。
PCに使うようなキーボードのようなプラスチックに硬化したなら、もう1回Bondicを使って周りに液体を塗ってみましょう。
プラスチックになったのはいいですが、壊れたところに塗っただけではすぐに取れてしまいます。
壊れたところの周りに再びBondicで塗って、つまようじなどで薄めに塗ったらまたUVライトで硬化させるようにしてください。
Bondicで修理したプラスチックの補強が終わったら試しにつけて外そう!
液体のプラスチックの接着剤ともいえるBondicの補強が終わったら、ひとまず元通りになったか取り付けてみてください。
取り付けられなかった場合は、歪んでプラスチックがつけたかもしくは、液体を多く出したかなどが考えられます。
またプラスチックになるまでのUV照射が短いこともあります。
すぐにPCのキーボードなどのプラスチック部分が再び壊れるなんてこともありえます。
Bondicが効いていない場合もありえますが、やすりがけ・脱脂・液体が多すぎるなどが考えられるので再び修理するようにしてください。
ピンセットがあると硬化したプラスチックを外すのが簡単なので、ピンセットなどの細い金属のようなもので外してみるようにしたほうがいいです。
Bondicで液体からプラスチックにさせるUVライトの注意!
UVライトを直接目で見てしまうと、目の病気になる可能性が極めて高いため、UVライトを使うときには光を目に入れないようにしてください。
例えばUVカットのサングラスなどでもいいかと思いますが、UVは紫外線であって私たちでいう日焼けが起こります。
そんなUVライトの光を目に入れると、日食を裸眼で見たら目の炎症が起こる可能性もありますが、直接UVライトを近くで見なければ問題はないです。
しかし人それぞれの体なので、自分が大丈夫でもほかの方がトラブルを起こす可能性もあるため、UVカットのサングラスなどをかけるようにしてください。
Bondicで硬化したプラスチックが外れなくなったらそこで終了!
Bondicで修理し補強も終わって外れ無くなったら、PCのキーボードなどのプラスチックの修理は終了となります。
初めて使う場合でも何度か失敗する場合もありますので、根気よく挑戦してみるとどんどんペースが上がって成功率が上がってきます。
はんだ付けと同じような感じなんですが、最初は失敗するのが当たり前だと思ってBondicでプラスチック部分を修理する方がいいです。
硬化して補強した後のプラスチックが、黄色になる場合がありますがBondicが悪いという訳ではなく仕様なので気にしないようにしましょう。
これで普通に使えるかをテストしてみて、いつも通りPCのキーボードなどのプラスチック製品を使ってみてください。
まとめ
今回はBondic(ボンディック)を使ったPCで使うキーボードのプラスチックの修理方法を説明しましたがいかがでしょうか。
脱脂・やすりがけ・掃除は必ず行うようにしてから、Bondicでプラスチック部分の修理をしてください。
3000円くらいするのもあって、目安として何回も使えるBondicではあるものの、3000円の商品より高いプラスチック製品に使った方がいいと思います。
型をとってBodicで復活させるというのは難しいため、プラリペアなどもっと性能のいいプラスチック補修ができるものを使った方がいいでしょう。
簡易的ではあるものの結構使えるBonidcのPCでつかうキーボードなどのプラスチックや、重さのかかりにくいプラスチック製品の修理にはBondicが使いやすいです。
練習だと思って自分で修理するのもいいですし、本格的に修理しようと考えてBodicを使ってプラスチックの修理にもいいと思います。
値段を考えたりしながらBondicで、PCで使うキーボードのキーなど重さのかかりにくいものを修理してみてください。