ARCHISSから売られている「Progres Touch RETORO」を長期間使用したのでレビューします。
ARCHISS(アーキス)のキーボードの「Progres Touch RETORO」シリーズでは、テンキーレスのUS配列のCHERRYの赤軸を使用していました。
だんだんとフルキーボードが生産終了となっているUS配列なんですが、キーを押し込んだときの静音に優れていて安いというメリットが多いメカニカルキーボードです。
人間工学に基づいたキーボードとなっているので、チルトスタンドを立てなくても非常に打ちやすい、光らなくて手も疲れにくいキーボードを紹介していきます。
ARCHISSのProgress Touch RETOROのキーキャップは光らないのに2色成形!
私が使用したARCHISSの「Progress Touch RETORO」はUS配列のテンキーレスなんですが、静音赤軸と赤軸の両方を使ったことがあります。
キーの軸はCHERRYということもあって、信頼性のある軸となっており、私の場合はリニア軸が好みなので赤軸と静音赤軸を試しました。
静音赤軸と赤軸の押下圧は45gというのもありますが、私の手では静音赤軸>赤軸というキーの重さを感じました(*感じ方は人それぞれですし理論値は同じ)。
ARCHISSの「Progress Touch RETORO」のキーボードは光らないのがいいところなんですが、光らないのに2色成形とキーキャップの文字がよほどのことがない限り消えないです。

ARCHISSのProgress Touch RETOROのキーキャップの外側が黒に対し、白のプラスチックがかなり多く充填されています。
またARCHISSのProgress Touch RETOROの2色成形のキーキャップはツルツルしているため、大事に使っていきたいのであれば「CENTURY」の2色成形のキーキャップに交換するといいでしょう。
CENTURYの2色成形のキーキャップは表面がざらざらしているのもあって、キーの触り心地がいいですがややARCHISSのProgress Touch RETOROのキーキャップより高さが出てしまいます。
それでもARCHISSのProgress Touch RETOROのキーキャップを大切に使い続けるのであれば、色も変えられますしキーの触り心地も変わりますし価格の割に十分なキーボードとなるでしょう。
ARCHISSのProgress Touch RETOROは軸がしっかりしていてキーが動きにくい!
よくあるメカニカルキーボードではキーキャップがガチャガチャを縦横に動くものがありますが、この価格帯でほんの少し程度しか動かないというのもあり静音です。
もちろんCHERRY青軸とかであればお店で触りましたが、うるさいわけですが赤軸や静音赤軸に関してはこんな静かなのにこんな価格でいいのというくらいの性能です。
キーや軸がしっかりしているのもあって、5000円くらいで買えるメカニカルキーボードよりも圧倒的にARCHISSの「Progress Touch RETORO」が優れています。
ARCHISSの「Progress Touch RETORO」には、マルチメディアファンクションとかNキーロールオーバーなど複数の機能がありますが、軸とキーがしっかりしているのもあって使い込んでも問題ありません。
10000円前半のメカニカルキーボードではありますが、ここまでしっかりしたキーと軸ということもあってキーが動かないのは初めてなのでかなり感動しました。
ARCHISSのProgress Touch RETOROだったらキーキャップ交換してもスタビライザーの故障はない!
ARCHISSのProgress Touch RETOROの大きめのキーであったとしても、スタビライザーの故障がないだろうといえるのでキーキャップ交換は問題ないです。
ARCHISSのProgress Touch RETOROの日本語配列だとスペース・エンターキーになりますが、US配列の場合にはスペース・SHIFT(2つ)・Backspaceキーのようなものには打ちやすいようにスタビライザーが入っています。
スタビライザーの中にはプラスチックで差し込むタイプや針金に差し込むタイプがあったりしますが、キーボードの大きめのキーを打つ位置で誤入力がないようにしてくれるものです。

特に針金タイプのスタビライザーというのは、キーキャップ交換のときに曲がってしまって修理に出さないといけない場合もあります。
ARCHISSの「Progress Touch RETORO」では、キーキャップ交換のときにスタビライザーはどうなっているか確認したところ、普通の軸のようになっているのもあり故障する確率は減るでしょう。
ただしARCHISSの「Progress Touch RETORO」を乱暴に扱わないというのが条件です。
ARCHISSの「Progress Touch RETORO」でゲームだったり仕事で使う場合には、大切に使うためにキーキャップ交換をするかもしれませんが、スタビライザーの心配はよほどのことがない限り故障はないといえるでしょう。
ARCHISSのProgress Touch RETOROは付属品が素晴らしい!
ARCHISSの「Progress Touch RETORO」には、RETOROと名前がついているように付属品に関して非常にありがたい方もいらっしゃるはずです。
PS/2の変換の端子が付属しているのもあって、ARCHISSの「Progress Touch RETORO」にはNキーロールオーバーがありますけどね。
USBが使えなかったり端子が少なかったり古い機種のPCなどを使うには、非常にありがたいPS/2の変換の端子です。
また、ARCHISSの「Progress Touch RETORO」の付属品には、USBケーブルがあってUSBケーブルのトラブルがあったとしても、家電量販店やPCパーツショップやネットで買える「mini-B」です。
USBのタイプCではないのは残念ではありますが、「mini-B」の数が減ってしまった今であったとしてもARCHISSの「Progress Touch RETORO」に取り付けてしまえば故障のリスクは減ります。
もし私のようにARCHISSの「Progress Touch RETORO」を大切に使いたい方であれば、ネットやお店でUSBの「mini-B」を使ってキーボードに接続ができます。
ARCHISSの「Progress Touch RETORO」は、USBケーブルが脱着式のキーボードというところが、長年使えるキーボードになるのではないかと思います。
またキーキャップを引き抜く工具もついているのですが、キーキャップに傷がつきにくいタイプのものが付属されているので、ARCHISSの「Progress Touch RETORO」のキーキャップ交換は安心です。
ARCHISSのProgress Touch RETOROはゲームなどでも誤爆を防ぐDIPスイッチがある!
ARCHISSの「Progress Touch RETORO」の裏面になりますが、DIPスイッチがついているのでキーキャップを移動させれば入力の誤爆がなくなります。
ARCHISSの「Progress Touch RETORO」のキーボードをコントロールソフトがないというのもあって、普通に使う分には問題ありませんがゲームや作業とかでキー入力の誤爆が減ります。
ソフトを入れないだけPCに負担はかかりませんし、DIPスイッチでWindowsのキーをALTと変えつつキーキャップも変えられますので、普段使いにもゲームにも普通に使えるキーボードとなっています。
DIPスイッチを変えてキーキャップを付属品から出して、取り付ければいいだけということもあるので、もし付属のソフトがあってファームのアップデートもしなくてもいいです。
ゲームをARCHISSの「Progress Touch RETORO」でするなら、WindowsとALTキーを交換すればキー入力のときに誤爆してゲーム中断ということにならないでしょう。
ARCHISSのProgress Touch RETOROの商品紹介
静音赤軸日本語配列
まとめ
ARCHISSのProgress Touch RETOROを長期間使ってみた感じのレビューでしたがいかがでしょうか。
専用ソフトが必要なくキーボードを使えたり、光らないCHERRY軸のメカニカルキーボードがARCHISSの「Progress Touch RETORO」のいいところです。
ゲームにも仕事でもプライベートでも使えるARCHISSの「Progress Touch RETORO」です。
軸も茶軸・茶軸・赤軸・静音赤軸(ピンク軸)・シルバー軸(スピード軸)に対応しています。(シルバー軸は生産終了)
安くて2色成形のキーキャップなので文字が消えにくく、長く使っていきたいという方には非常にいいARCHISSの「Progress Touch RETORO」だと思います。
光るゲーミングキーボードだったり昇華印刷とかは、長期間使っていると文字が消えやすかったり目が疲れたりします。
軸はあなた自身の好みに分かれると思いますが、故障したときもCHERRY軸であればはんだ付けさえできれば簡単に修理できるようになっています。
長く使っていきたいキーボードを選びたいのであれば、ARCHISSの「Progress Touch RETORO」シリーズをおススメします。