この記事はで読むことができます。
Razerから発売されたDeathadder V2 X Hyperspeedを約半年使ってみたレビューとなります。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedは、Deathadderシリーズの中でも単3電池もしくは単4電池で動作するというマウスです。
単3電池で無線のマウスが多い中、そしてIE3.0クローンのマウスの中ではかなり難しい開発と設計なのかなと感じました。
乾電池でも動くRazerのDeathadder V2 Hyperspeedなので、充電池でも動くのでマウスをどこでも使えるような感じなっています。
すでに充電池付きのDeathadder V2 Proも発売されていますが、充電池の消耗を考えれば長く使っていけるマウスなのかなと思います。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedの乾電池駆動は長い目で見ればいい!
乾電池を入れるマウスとしては、マウスの大きさを考えるとかなりすごいと感じました。
充電式のDeathadder V2 PROのほうが電池の入れ替えがなくていいというのも分かるのですが、どうしても充電池が消耗したときの交換を考えると交換できる乾電池がいいです。
マウスを売って買ってを繰り返すとしても、なんだかんだと出費が地味に増えていくのがよくあることです。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedでは、Basilisk X HyperspeedやOROCHIと同じように、乾電池または充電池で動かせますので持ち運びにもいいかと思います。
販売されてから時間が空きましたが、電池を使う製品については液漏れの不安もありますよね。
電池入れっぱなしを長期間放置していればなる可能性もありますので、毎日RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedを使っているのは問題ないです。
たまにRazerのDeathadder V2 X Hyperspeedを使うのであれば、使わないときは電池を外していた方がいいでしょう。
単3電池はだいたい22g前後で、単4電池は12g前後なので、軽いDeathadder V2 X Hyperspeedを使いたいという方は単4電池がいいかと思います。
合計するとDeathadder V2 X Hyperspeedの重さは、単3電池であれば100g前後くらいとなって、単4電池であれば90g前後となります。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedのリフトオブディスタンスはかなり優秀!
メリットの1つとして乾電池で動くマウスの中では、RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedのリフトオブディスタンス(LOD)はかなり優秀かなと感じました。
電池を使う無線マウスのリフトオブディスタンスは、3mm程度もしくはそれ以上が多いのでほんの少し持ちあげれば、RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedは使えます。
Razer Synapseでのリフトオブディスタンスの調整はできるものの、使い勝手は悪いかなと感じました。
かぶせ持ちをする方で、マウスを持ちあげるような動きをするときには、割と早めにカーソルが動かなくなるので十分な性能といってもいいです。
電池式のRazerのDeathadder V2 X Hyperspeedだから、リフトオブディスタンスに期待はしていませんでしたが、かなり設計や開発の方の苦労を感じたマウスです。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedのスリープの復帰の早さに驚き!
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedの電池の消耗を抑えるために、Razer Synapseでスリープの時間を設定できるようになっています。
私の場合は1分と最短で使っているわけですが、スリープに入るのも当然早いわけです。
多くの電池タイプの無線のマウスは、スリープの復帰にほんの少しだけ遅れを感じることもあります。
しかし、RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedのスリープの復帰は、今までスリープしていませんでしたとでもいうような驚きの早さでした。
まるで有線のマウス並みの動きといってもいいのかなというくらい、RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedのスリープからの復帰は早いです。
アルカリ単3・4電池:1.35V以下からマウスのスリープ復帰の遅延が発生しました。
またバッテリー低下の表示が出るタイミングは単3・4アルカリ乾電池で1.26Vくらい。
マウスのスリープの遅延が感じられたときには、すみやかに電池交換または充電池の充電を行ってください。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedは縦方向の重さは問題ないが横・斜め方向に違和感がある
いきなり違和感と思うかもしれませんがお許しください。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeed実際に触って、持ち上げたときに縦方向の重さは全く問題ないと思います。
一方で左右といいますか斜め方向、持ちあげたときに斜め方向に重さの違和感を感じました。
これはRazerのDeathadder V2 X Hyperspeedを使い始めたときですので、慣れてしまえば問題はありません。
また全体的にサラサラした質感となっているRazerのDeathadder V2 X Hyperspeedなので、グリップ感があまりないのも違和感の1つの要因だろうと感じます。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedの同梱物の中にグリップテープがないため、私の場合はRazerにユニバーサルグリップテープを細かく貼って対処しています。
せっかくのRazer製品なので、Razerのグリップテープを使おうという考えで、Deathadder V2 X Hyperspeedにも使ってみました。
無線の中ではそこまで軽いマウスではないですが、RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedは慣れてしまえばそこまで重く感じないかなと思います。
RazerのDeathadder V2 X HyperspeedのDPIボタンの位置と形に慣れが必要かも
RazerのDeathadder V2 X HyperspeedのDPIボタンは、左クリックの先端にあります。
形状から考えるともう少し反っていれば押しやすいかなと感じました。
マウスホイール付近に指を置いておけば全く問題ないですが、人によりますが大きく左右にRazerのDeathadder V2 X Hyperspeedを持つ場合は注意したほうがいいかもしれません。
元々Deathadder V2 X Hyperspeedだけではなく、Deathadderシリーズはマウスホイール付近にくぼみがあるので自然と指がマウスホイール付近に行くように設計されています。
もしRazerのDeathadder V2 X HyperspeedのDPIボタンの位置で、誤爆しそうと感じていたとしてもDPIをRazer Synapseで固定してしてしまえば特に問題はないかと思います。
仕事で使う場合にショートカットとかを割り振っていたり、ゲームでのキーボード操作が面倒でキーの割り当てをしていれば慣れが必要になる可能性もあります。
使っていけばだんだんと好きになっていくという私なんですが、RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedがご自身にとって使えば使うほどいいな~と思えるようなマウスになってほしいです。
まとめ
今回はRazerのDeathadder V2 X Hyperspeedの約半年間の長期レビューを行いましたがいかがでしょうか。
値段もBasilisk X Hyperspeedとほとんど変わらない価格となっています。
乾電池タイプの無線マウスということもあって、充電タイプのマウスにない良さがあります。
充電池が埋め込まれているものは、充電が切れたときにUSBケーブルをつなぎなおさないといけないですので、電池であればストックしていれば問題ありません。
急なお誘いのゲームや急に招集がかかった仕事での会議などでは、RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedが重宝されるのではないかと思います。
RazerのDeathadderシリーズですので、かぶせ持ちがメインとなってきますし、手の大きめの方向けになっています。
手が小さめの方であれば同じ電池タイプであれば、RazerのBasilisk X Hyperspeedをおススメしますが、標準の手の大きさであればRazerのDeathadder V2 X Hyperspeedもいいです。
RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedに慣れが必要と書いていますが、1週間くらいで慣れてきますので長い目で見ればとても優秀なマウスだと感じました。
電池タイプの無線マウスを探している方であれば、家電量販店で展示機を触ってみて重さも確認してから、RazerのDeathadder V2 X Hyperspeedを購入してもいいかと思います。
私の正直な感想としては単4電池(充電池でも可)で使ったほうが手首の痛みは減るのでおススメです。