CPUクーラーはサイドフロー?トップフロー?おススメ8選

CPUクーラー

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自作PCをやってみようかという初心者で比較的多い悩みが、CPUクーラーをトップフローにするかサイドフローにするかという悩みではないかと思います。

CPUにつけるグリスで変わるというのは誤差範囲であって、結局のところトップフローやサイドフローのフィンの体積が重要になってきます。

IntelだろうがAMDであろうが、空冷のCPUクーラーをトップフローにするかサイドフローにするかを決めるのには、いくつかの条件を満たせばOKだと思っています。

自作PCのの初心者のお悩みを解決すするために、トップフローとサイドフローの違いを考えながら最適なCPUクーラーを選ぶのをお助けできればと思っています。

トップフローとサイドフローの私がおススメCPUクーラー合計6つのCPUクーラーを紹介しつつ何がいいかを候補に入れてもらえればと思っています。

トップフローとサイドフローにつける同種類のCPUグリスは誤差範囲の温度差

CPUクーラーのトップフローとサイドフローのどっちを使おうかという前に、CPUクーラーに塗るグリスについて説明しておこうと思います。

CPUに塗るグリスなんですが、同じ種類のを塗ってもさほど差がない(高負荷時に±5℃)という経験があります。

シリコングリス/ダイヤモンドグリス/シルバーグリスなどありますが、この3種類のグリスの中で熱伝導率がいいものがCPUが冷えるように感じると思います。

確かにシリコングリスよりシルバーグリスのほうが、CPUクーラーの性能を生かせるのでいいと思います。

私がおススメするCPUグリスというのは、単に塗りやすいからというのもありますが、他のCPUグリスで試したところMAXで1~2度変わる程度のものだったからです。

CPUグリスを変えるのは単にCPUの熱をCPUクーラーに送り込むだけであり、CPUクーラーを変えれば大きく変わってきます。

CPUグリスには熱伝導率というものがありどのくらい熱を伝えられるかなんですよね。

すべての熱を伝えたとしてもCPUクーラーのファンには回転数の限界があるため、CPUクーラーがCPUを逃がす熱量は最大値から固定されます。

いかにCPUを冷やすかというのを考えると、トップフローやサイドフローのヒートシンク(フィンの多さ)の大きさやファンの性能になってきます。

グラム単位の安さでいうとMX-4が安いのもあって使っていますが、ainexのCPUグリスもそこそこ塗りやすいので使ってみてくださいね。

トップフローにした場合のメリットは?デメリットは?

メリット

  • CPUを冷やしつつチップセットも冷えてグラフィックボードも一緒に冷える
  • Mini-itxを中心とした背の低いCPUクーラーを取り付けられるのでPCケースを選ばない

デメリット

  • トップフローは上からマザーボードに風を送るので熱風がケース内にまわってしまう
  • 対策は取られているがヒートシンク付きのメモリだとぶつかってしまう可能性がある

サイドフローにした場合のメリットは?デメリットは?

メリット

  • PCケースのフロントファンからダイレクトに風を受けてリアファンに熱風が流れる
  • CPUだけ冷やすのにはサイドフローがとってもいい

デメリット

  • 背の高いサイドフローであればPCケースからはみ出す可能性がある
  • サイドフローの大きさによってはCPUクーラーにつけるグリスを塗り替えるときにファンのコネクタに入らない場合がある
  • AMDの場合は取り替えやグリス塗り替えそしてケース内での取り付けでフィンに指が当たり痛い思いをする可能性がある

サイドフローとトップフローどっちがいいの?

単にCPUだけを冷やすのを目的にするなら、サイズの手裏剣などを代表とするトップフローであれば、サイドフローとそん色ないくらいの性能もあります。

結局は、トップフローもサイドフローも安くてもいいものはありますし、高くてもいいものもあるというのが現状です。

CPUのオーバークロックをするという場合にはサイドフローのほうがいいかなと個人的には思っており、PCを酷使しないのであればトップフローでも十分なのではないかと感じます。

PCケースのサイドパネルがアクリルや強化ガラスで中がみられるのであれば、トップフローのファンを光るファンにしてあげるとライティングにこだわっている方にはいいかな思います。

光るファンを持つCPUクーラーに関しては、ファンの回転数が高くなればなるほどうるさくなるのもあって、可能な限り純正のファンを使って静かにしたほうがいいでしょう。

光る光らないにかかわらず、トップフローもサイドフローもよほどのことがなければ純正ファンを使ったほうが冷えます。

私が考えるに、どうやって見た目を良くしたりケース内にバッチリ入れ込むかを重視したほうがいいように感じます。

オーバークロックするのであれば選択肢は1つしかないのですが、オーバークロックしないのであれば正直なところ見た目で決めていいかと思います。

リテールクーラーとサイドフローそしてトップフローはどっちがいいの?

Intelのリーテールクーラー(ハイエンドは別途購入)に関しては、Intelの場合はファンが小さいためゲームや動画編集のときに、冷やしきれなくてうるさいです。

AMDのリテールクーラー(ハイエンドは別途購入)では、かなり性能がいいのもあってそのまま使っても問題ないかと思いますが、すっぽん状態(CPUクーラーを外すときにCPUもくっついてきて落とすと故障する)になる可能性があります。

ただ2つのCPUメーカーのリテールクーラーでは、冷やしきれないとかうるさいというのもあって、交換したほうがいいというのが私なりの考えです。

トップフローもサイドフローのCPUクーラーのファン回転数が多いのもあって、うるさいPCを使っているとだんだんと嫌になってくることもあるでしょう。

あまり熱を持った状態でCPUを使い続けるのは、CPUが故障する可能性が高くなってしまうので、大切にPCを使いたいのであればサイドフローかトップフローのCPUクーラーがベストです。

トップフローでよく冷えるものは?おススメ4選

高負荷をかけなければID-COOLINGのトップフローはコスパがいい

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DEEPCOOL

JONSBO

サイドフローでよく冷えるものは?おススメ4選

よく冷えるSCYTHEの虎徹MARK3はサイドフローの低価格帯で高性能

Noctua

虎徹と同じ性能だけど価格はとても安いAK400

コスパがよくツインタワーのFUMA3(風魔3)

まとめ

CPUクーラーの音がうるさかったり冷やしきれないときにサイドフローにするかトップフローにするかをお伝えしました。

サイドフローとトップフローの各5種類で合計10個の商品を紹介していますが、この他にもCPUクーラーはあるにはありますが、取り付けが大変だったり冷やしきれない問題もあります。

暑い部屋であればなるべくCPUクーラーは、トップフローだろうがサイドフローだろうが冷やしきれないという問題はないです。

CPUの故障にビクビクしながらPCを使うよりも、CPUを冷やしてPCを使ったほうが安全だと感じます。

ほとんどがSCYTHEのCPUクーラーになっておりますが、SCYTHEのCPUクーラーはトップフローとサイドフロー共に定評があります。

確実にCPUを冷やすは、サイドフローだと虎徹かなと思いますし、トップフローでは大手手裏剣参ではないかと使ってみて思いました。

他にもCPUクーラーには水冷がありますが、よほどのことがない限り空冷のサイドフローとトップフローで十分冷えます。