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ダイヤテックス株式会社のFILCOというブランドというのは、かなり有名なメカニカルキーボードとなっており、Majestouchシリーズがメインとしてよく買われているものです。
ゲーミングキーボードもいいものはいいのですが、光るものは好きじゃないという方だったり、仕事で使うというときにはFILCOのMajestouchシリーズを選ぶことも多いでしょう。
また仕事用でもゲームでも使えるFILCOのMajestouchシリーズのほかは、東プレのRealforceシリーズがありますが、価格差で考えるとFILCOのMajestouchシリーズのほうが安いです。
対抗となるのはアーキスになってきますが、黒しかないのが現状で価格は、アーキスが高くなればFILCOが安くなりがちということもたびたびあります。
今回は仕事でもゲームとしても両方使え、しかもピンク軸と呼ばれるメカニカルキーボードのなかではトップクラスの静音の長期レビューとなります。
目次
- FILCO Majestouch2 HAKUA ピンク軸は誰に向いている?仕事でもゲームでも使える!
- FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸は静音なのはどうして?
- FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸はキーキャップの厚みが同じ!
- FILCOのMajestouchシリーズ特有のスタビライザーは気を付ければ問題ない!
- なぜFILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸をおススメするのか?
- FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸でのゲームでは使わないキーは外したりロックしよう!
- FILCO Majestouch2 HAKUA英語配列テンキーレス
- FILCO Majestouch2 HAKUA日本語配列テンキーレス
- FILCO Majestouch2 HAKUA の個人的な残念な点
- まとめ
FILCO Majestouch2 HAKUA ピンク軸は誰に向いている?仕事でもゲームでも使える!
FILCOのMajestouch2 HAKUAなんですが、茶軸とピンク軸が有名なメカニカルキーボードです。
購入していたのはピンク軸なのですが、静音に特化しているのもあって仕事でもゲームでもマイクにキーボードに音が入りにくいというメリットがあります。
Cherry MXの軸のなかでは最も静音と思っているピンク軸であるMajestouch2 HAKUAなんですけども、Majestouch2 HAKUAはFILCOの中でも唯一白いキーボードです。
黒のキーボードに飽きたり、白でかわいくそろえたいという方にはとてもいい選択ではないかと感じます。
価格の面では2022年5月下旬からMajestouch2 HAKUAが安くなっており、10000円前後くらいで購入できるようになったので前より買いやすいかなと感じます。
FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸は静音なのはどうして?
FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸は静音なのは、Cherry社の公式サイトではSILENT REDが正式名称となっていますがFILCOさんではピンク軸となっています。
そのほか静音赤軸と表記されているブランドもありますが、簡単に言えば赤軸の静かなバージョンがピンク軸(静音赤軸・SILENT RED)という考え方でいいかなと思います。
Majestouch2 HAKUAのピンク軸の押下圧は、45gとなっておりアクチュエーションポイント(AP)は、1.9mmと赤軸の2.0mmと比べてもピンク軸の性能はたいして変わりません。
ではなぜそんな静音になるのかなんですけども、Cherry社のサイトから引用させていだだきます。
ピンク軸(静音赤軸・サイレントレッド)
赤軸
引用元:CHERRY MX RED
Cherry赤軸とピンク軸(サイレントレッド・静音赤軸)の大きな差は、画像の通り白っぽい振動を伝えるものが入っているため、キーを打っても振動が伝わりにくく静音となっています。
多少数字のところとQ~Pのキーに重さを感じるのは、真上からキーを打ち込んでいない可能性もありえます。
FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸を使う場合には、なるべく斜めからキーを打ち込まないようにする必要があります。
FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸はキーキャップの厚みが同じ!
2色成形ではなくレーザー印刷のキーキャップを持つ、FILCOのMajestouch2 HAKUAとはいってもFILCOの製品すべてといっていいほど、レーザー印刷のキーキャップとなっています。
とはいってもMajestouch2 HAKUAのキーキャップの厚みは、1.0mmと標準のキーキャップの厚みとなっていますが、ほとんどのブランドのキーキャップは1.0mmとなっています。
私が知っているキーキャップが厚いのは、アーキスのキーキャップの1.5mmなんですけども、フローティングデザインではないのがポイントです。
私自身があまりフローティングデザインを好まないのは、少し斜めからキーを押すと軸とキーキャップに余計な力が働いて、使い込んでいくと軸がポキッと折れる心配があります。
フローティングデザインで静音のRazer Huntsman miniやV2は軸の部分が頑丈に設計されているため、キーキャップの振動も少なく静音となっています。
FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸などのようなFILCOのキーボードは、ほんの少し埋め込まれていてキーキャップがそこまで高くないためそこまで重さを感じないだろうと思います。
FILCOのMajestouchシリーズ特有のスタビライザーは気を付ければ問題ない!
FILCOのメカニカルキーボードで心配となるのが、スタビライザーの金属の部分が折れてしまうという問題かなと思います。
キーボードを掃除しようとしてキーキャップを外したときに、Majestouchのスタビライザー部分を折ってしまった場合にはFILCOに修理をしてもらうのが一番いい方法だと思います。
もともとFILCOのMajestouch2 HAKUAには、キーボードをホコリから守る透明のプラスチックのカバーがついていますので、可能な限り使わないときにはカバーをしておいたほうがいいです。
キーキャップをMajestouch2 HAKUAから外すときに、無理に力を入れずにゆっくりと外せばまず問題はないはずです。
Majestouch2 HAKUAのキーキャップを横にずらしながら、外すのが壊れにくくなる方法ではありますが、よほどのことがない限りスタビライザーのところが壊れることはないです。
ネットで買えるMajestouch2 HAKUAでも使えるスタビライザーの金属の部分を買ったとしても、うまくキーキャップが入るかどうかを試していませんので今現在は情報がなくすみません。
なるべく力をおさえながらMajestouch2 HAKUAのキーキャップの取り外しを行い、スタビライザーの金属の故障がないようにしてもらうしかないかなと思います。
なぜFILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸をおススメするのか?
Majestouch2 HAKUAは唯一のFILCO製品の中でホワイトであるのもありますが、FILCOのメカニカルキーボードは万人受けしやすいものとして愛されています。
仕事でも使えますしゲームでも使えるという、いってみればメカニカルキーボードの基準として考えてもいいのかなと思うのがFILCO製品です。
ゲーミングキーボードに意外とない場合も多いですが、Majestouch2 HAKUAなどのMajestouch2シリーズにはステップカルチャーとよばれる人間工学に基づいて作っています。
Majestouch2 HAKUAもそうですが、真ん中A~Lのところが割と低めに設計されていますので、文字入力に多いところが下がっていてキーが打ちやすいというところがすごくいいです。
またMajestouch2 HAKUAだけでなくMajestouchシリーズにチルトスタンドは1段階のみとなっていますが、斜めにキーを打つクセがある方にとってはキーボードを壊さずになるでしょう。
Majestouch2 HAKUAだけピンク軸が採用されているわけではないですが、ピンク軸やロープロファイルの赤軸も音が静かなので、リモートでの仕事でもマイクに音が入りにくいです。
PS/2と接続すればNキーロールオーバーにも対応していますし、何よりメディアコントロールなどのような機能が一切ないという徹底ぶりです。
ゲームでも仕事でも余計な機能を省いて、打ちやすく設計されているMajestouch2 HAKUAのピンク軸というを基準にすると、ほかのメカニカルキーボードより圧倒的にいいとなるでしょう。
FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸でのゲームでは使わないキーは外したりロックしよう!
FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸でゲームする場合、うっかりWindowsマークのキーを押してしまったり、CapsLockキーを押してしまってゲームが中断する場合があります。
ゲーミングキーボードの場合にはWindowsキーのロックをする機能がありますが、MajestouchシリーズにはありませんのでWindowsキーを抜いてしまうという手があります。
またFILCOからキーをロックするアイテムもありますので、キーを物理的にロックさせてゲームをするといいでしょう。
VCを使っていなければどんなキーボードでもいいですが、VCを使っているときに一緒に遊んでいる人に対し、ピンク軸じゃないモデルはかなり大きく音が入りがちです。
ほかの人への配慮という面においては、多少こちら側での対処が必要になってきますが、Majestouch2 HAKUAのピンク軸は静音なのでとてもいいと思います。
仕事においてもリモートでの仕事においても、会議をするときにやたらとカチカチとキーボードの音が這いやすいです。
仕事で使う分にはわざわざキーを外さなくてもいいですが、ゲームもするという場合には最初に使うメカニカルキーボードとしては本当に優れていると思います。
注意:FILCO Majestouch2 HAKUAの英語配列のピンク軸で確認が取れていますが、製品によると思いますが右シフトが左右に力を入れるとぐらつく場合があります。
FILCO Majestouch2 HAKUA英語配列テンキーレス
FILCO Majestouch2 HAKUA日本語配列テンキーレス
FILCO Majestouch2 HAKUA の個人的な残念な点
FILCO Majestouch2 HAKUA の残念な点を挙げてみようかなと思います。
- キーを押し込んだときにかすれたような音がする
- 赤軸と比べるとほんのちょっと重い気がする
- CaosLockキーなどのインジケータのLEDが青なのでまぶしい
- 長いキー(スペースや右シフトなど)は左右にぐらつく
- スタビライザーの部分の針金みたいなところがFILCOはむき出しなので壊すとダメになる
くらいでしょうか。
FILCO Majestouch2 HAKUA の英語配列において、スペースキーとシフトキーは長いため、スペースキーの左右のぐらつきはまずいかなと思います。
また右シフトは、普段から使う場合にはぐらつきが気になるかもしれませんので、FILCO Majestouch2 HAKUA のシフトは左を使うことをおススメします。
FILCO Majestouch2 HAKUA のキーを押したときのかすれた音は、個体差があるかなと思っており、実際に違うキーを押すと問題ない場合もあります。
まとめ
今回はFILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸の長期レビューを行ってみましたがどうでしょうか。
仕事で使うにはとてもいいキーボードですし、ゲームをするときも初めて使うメカニカルキーボードとしての基準になる優れたキーボードだと感じています。
余計な機能が入っていないのも、Majestouch2 HAKUAのピンク軸を使ういい判断となります。
メディアコントロールに関しては、マウスを使えば済むものなので、まさに余計な機能がない硬派で大人なメカニカルキーボードです。
FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸には、テンキーレスとフルキーボードがありますが、私としてはテンキーは左側に欲しいと思っているので別で用意しています。
仕事もゲームでも使える静音の大人のキーボードとして、FILCOのMajestouch2 HAKUAのピンク軸を家電量販店で触れてみてから検討してみてください。