ワードプレスのサイトを運営者や閲覧者のともに、便利にさせようとするワードプレスの拡張機能のプラグインというものがあります。
PCやスマホからブラウザを使って快適に見る、拡張機能と似たようなものと考えていいかなと思います。
絶対にないといけないワードプレスのプラグインもあったりしますが、その中から10個ほど必要だと思うプラグインを紹介していきます。
SEOにすぐれているワードプレスのテーマや、速度を重視したワードプレスのテーマには必要のないものも含まれていますので、ワードプレスのテーマの公式サイトで確認してくださいね。
絶対に10個のプラグインが必要というわけではなく、ワードプレスをどういった目的で使用するかで変わってきますので参考にしてくださいね。
- 必須!WP Multibyte Patchはワードプレスの文字化けを修正できる
- Google XML SitemapsはGoogleにサイトの情報を伝える伝書鳩
- スパムコメント対策のAkismet Anti-Spamは鉄壁のガード
- いち早くGoogleなどの検索サイトに情報を届けるWebSub/PubSubHubbubは必須
- Googleアドセンスに申請するなら必要なお問い合わせのプラグインContact Form 7
- 画像サイズを小さくして早く表示させるにはEWWW Image Optimizer
- リビジョン削除のOptimize Database after Deleting Revisionsで早く表示
- ワードプレスのセキュリティのプラグインSiteGuard WP Pluginで防御
- ping送信をむやみにやらないWordPress Ping Optimizer
- ワードプレスのWebサイトを丸ごとバックアップするUpdraftPlus
- 他にも必要になる可能性があるプラグインはあるの?
- まとめ
必須!WP Multibyte Patchはワードプレスの文字化けを修正できる
WP Multibyte Patchというワードプレスのプラグインは、ワードプレスのバージョン5.0からインストールしたら必ずインストールしないといけなくなりました。
ワードプレスをインストールしたあとは、WP Multibyte Patchをアンインストールしテストしたら、記事を投稿した後にどうしてもスペースで作った空白に変な文字が入ったりしました。
ワードプレス4.0系までであれば、WP Multibyte Patchを削除させないで、そのままにしておいた方が閲覧者としてはありがたいプラグインといえます。
WP Multibyte Patchのプラグインはインストールして「有効化」するだけなので、チョチョイノチョイと簡単にできます。
Google XML SitemapsはGoogleにサイトの情報を伝える伝書鳩
とっても大切なワードプレスにプラグインと言ってもいい「Google XML Sitemaps」は、Googleなどの検索サイトの投稿記事などを送信する機能を持っているプラグインです。
サイトの投稿の情報をGoogleに伝えないと、検索してもらってもサイトを見られないという状態になってしまいます。
誰にも見られないWebサイトの運営というのは、モチベーションが下がってしまって諦めてしまうこともあるでしょう。
SEO対策されているワードプレスのテーマには、「Google XML Sitemaps」をインストールしておいて、Googleなどの検索サイトにサイト情報を送信しておきましょう。
どんどんと出てくる新しいワードプレスのテーマには、SEO対策されているものが多くWebサイトの表示速度も速いため、Webサイトの表示速度が遅くなってしまう「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」をインストールしない方がいいと感じています。
スパムコメント対策のAkismet Anti-Spamは鉄壁のガード
スパムを日本語でいうと反対という意味がありますが、ワードプレスでのサイトのコメント欄に怪しいコメントを残したくないときにつかいます。
プラグイン→「Akismet Anti-Spam」を入力してからインストールし、keyはメールで送られてくるので入力すればインストール完了の簡単なスパムコメント対策です。
ワードプレスは世界でも多くの方が使っているサイトの方式で、企業もワードプレスですし個人のブログもワードプレスの場合が多いです。
多く使っている人がいれば多くの怪しいコメントを残す人も存在するため、「Akismet Anti-Spam」を入れておくとサイトを見た人が不快にならなくなります。
不快なコメントがあるサイトというのは、どうしても読まれなくなってしまう傾向にあるので、ぜひとも入れておいた方がいいでしょう。
いち早くGoogleなどの検索サイトに情報を届けるWebSub/PubSubHubbubは必須
WebSub/PubSubHubbubというワードプレスのプラグインを入れなくてもいいという人もいれば、入れた方がいいという私のような人もいます。
書いた記事を早く検索サイトに送信すると、自分の記事だと主張できるメリットがあります。
完全なコピーで引用元を表示していなければ、著作権侵害で訴えることができるからです。
たいていが簡易裁判(かんいさいばん)で行われるわけですが、あまりに悪質な場合コピペ記事であれば地裁とかまで行く場合もありえます。
いくらオリジナルで記事を書いたとしても、どうしても言葉が同じだったという場合もあるのでチェックはするようにしてください。
検索サイトが自分のサイトを見てくれるのは、思いのほか早かったりときには遅かったりします。
そんな検索サイトの情報なので、自分が書いた記事を早く検索サイトに記事の内容を伝えるプラグインのWebSub/PubSubHubbubは必須だと考えています。
Googleアドセンスに申請するなら必要なお問い合わせのプラグインContact Form 7
Googleアドセンスに申請するのに必要なのがお問い合わせのページです。
ワードプレスを使って個人のブログや企業のサイトを作る仕事をしている私ですが、やっぱりお問い合わせのページを作らないといけなくなります。
お問い合わせのページを自動で作ってくれるワードプレスのテーマもありますが、「Contact Form 7」というプラグインを使うのが一番簡単な方法じゃないかなと思います。
「Contact Form 7」のお問い合わせページがあるのとないのとでは、親切なWebサイトや企業であるかという印象が変わるので、「Contact Form 7」は使っておくのがいいでしょうね。
画像サイズを小さくして早く表示させるにはEWWW Image Optimizer
画像の容量が大きい状態で使ってしまうと、ワードプレスのWebサイトの表示が遅くなってしまうリスクが出てきてしまいます。
ワードプレスではどうしも避けられない速度が遅くなるわけですが、容量の大きい画像を表示するときするとWebサイトが遅くなってしまいます。
画像の容量を減らすサイトもありますのでリンクを見てくださいね。

「EWWW Image Optimizer」のプラグインを入れておくと画像サイズ(容量)を勝手に小さくしてくれます。
Webサイトが遅くなってしまうと「あれ?サイトが存在しないのかな?」と思われてしまったり、見てくれる方があまりの遅さに違うWebサイトを見ようと思われてしまいます。
画像の容量をプラグインを使って、ワードプレスのサイトを早く表示させるようにした方がいいです。
リビジョン削除のOptimize Database after Deleting Revisionsで早く表示
ワードプレスの記事を書いているときに、自動で記事の保存をして履歴が分かるリビジョンというものがあります。
ワードプレスで記事を書く上でリビジョンというのは、ある程度リビジョンが存在していた方がミスしたときに戻せるので良いかと思っています。
しかし、記事を投稿した後に何か問題があれば更新になるので、投稿の後はリビジョンを削除したほうがWebサイトが早く表示されます。
そこで、ワードプレスのリビジョン削除とデータベースの最適化のプラグインを使って、ワードプレスのWebサイトを早く表示させた方がいいと感じています。
ワードプレスのセキュリティのプラグインSiteGuard WP Pluginで防御
ワードプレスのセキュリティのプラグインというのは何種類もありますが、「SiteGuard WP Plugin」ではログインページのURLを変えられるところがいいところです。
勝手にワードプレスにログインされてしまって、知らないうちに文章を書き替えられたりすれば、苦労して書いた記事を台無しにさせられる可能性もあります。
日本語化されているワードプレスのセキュリティのプラグインなので、「SiteGuard WP Plugin」は使いやすいプラグインだと思います。
簡単にそして楽してセキュリティを強化したい場合には、セキュリティのプラグイン「SiteGuard WP Plugin」をインストールしておいたほうがいいと私は思います。
ping送信をむやみにやらないWordPress Ping Optimizer
ワードプレスで記事を書いたり更新したりすると、検索サイト(主にGoogle)に「新しい記事を書きました」と送られます。
ping送信先のURLはいくつかありますが、徐々に数が減っているのもあってこれから先どうなるか私自身もよく分かっていません。
更新するごとに検索サイトへ情報がいきますので、あまりに多くの更新や新記事の情報が行ってしまうと、スパムだと思われてしまう場合もありえます。
簡単にいうと意図しない「すれ違い」があるわけですが、勘違いしないでほしいという意味で「WordPress Ping Optimizer」を入れておいた方がいいのかなと思っています。
記事の修正量が少なければpingのプラグインを入れる必要はないと思いますが、万が一スパムと勘違いされないために私はこのプラグインを入れています。
ping送信先のURLがどんどん減っている訳なので、これから必要なくなる可能性もありえますが、私のようにブログランキングに登録している場合には入れておいた方がいいでしょう。
ワードプレスのWebサイトを丸ごとバックアップするUpdraftPlus
ワードプレスのバックアップのプラグインで有名なのは「BackWPup」なんですが、「UpdraftPlus」もかなり使えます。
バックアップのプラグインである「BackWPup」は、サーバーにデータを置いておいて元に戻すようにするものですが、「UpdraftPlus」の場合にはGoogleドライブやOneDriveなどのクラウドサービスにもデータ保存できます。
そのため「UpdraftPlus」を使うときはには、ワードプレスのWebサイトのバックアップをサーバーに置いておかなくてもいいわけなので、サーバーに余計なファイルを保存しなくてもいいというメリットがあります。
また、「ポチっと」クリック1つでワードプレスの状態を丸ごとバックアップができるので、なんらかのWebサイトの変更(テーマの変更やサーバーの変更など)のときにとても簡単にバックアップできます。
とても簡単にバックアップできるプラグインなので、必要なときに「UpdraftPlus」を入れてみるのもいいでしょう。
他にも必要になる可能性があるプラグインはあるの?
ワードプレスのテーマが有料・無料関係なく出てくるたびに、インストールした方がいいプラグインがじわじわと減っていますので、最新のテーマでは10個のプラグインで足りるでしょう。
古くから使われているワードプレスのテーマというのは、紹介した10個のプラグインだけでは足りないときもあるでしょう。
無料のテーマCocoonやLION MEDIAそしてLION BLOGを使えば、プラグインをインストールする数が少なくて済むのでいいですよ。
ワードプレスのテーマによって変わってくるプラグインの設定や説明を表にしてみますね。
プラグイン名 | プラグインの役割 |
Table of Contents plus | 目次を自動で作ってくれる |
All in One SEO Pack | SEO対策&サイトマップ送信 |
Yoast SEO | SEO対策&サイトマップ送信 |
AddQuicktag | 面倒なHTMLなどのタグを登録 |
Autoptimize | Java Script・HTML・CSSを高速化 |
Browser Shots | 外部のWebサイトのリンクをアイキャッチ画像付きで作ってくれる |
Easy FancyBox | 記事に載せた画像を新しいウィンドウを出して拡大化 |
PS Auto Sitemap | Webサイトの記事を全て可視化してくれるサイトマップを自動で作る |
Broken Link Checher | リンク切れをダッシュボード画面に表示してくれる |
TinyMCE Advanced | 文字の色を変えたりできる |
WordPress Popular Posts | 人気記事をサイトに表示できる |
WP Fastest Cache | サイトのキャッシュを削除して高速化 |
Pz-LinkCard | 外部サイトや内部のリンクをブログカードにする |
もしワードプレスのテーマにこのような機能がなければ、これらのプラグインをインストールして使い勝手をよくしていきましょうね。
まとめ
ワードプレスの使いやすくするための最低限欲しいプラグイン10個を紹介してみましたがいかがでしょうか。
ワードプレスのテーマが新しければ新しいほど、必要になってくるプラグインは減ってきますので、なるべくテーマは新しい方がインストールするプラグインが減って高速化します。
多くの方が使っているワードプレスのテーマをよく見かける、無料のCocoonやLION MEDIAそしてLION BLOGであれば10個のプラグインで十分でしょうね。
有料テーマの方がデザインがいいので買ってみたら、プラグインを多く入れないといけないという事態にも陥るので、有料や無料テーマを使うときには必要なプラグインを調べてください。
ワードプレスのプラグインの10個の他には、もっと多くのプラグインが存在していますが、更新頻度の少ないプラグインはインストールしない方がいい場合もあるので注意しましょう。
今回は10個のプラグインさえあれば、ワードプレスのWebサイト(ブログ)であれば事足ります。
コメント