お月見とは?中秋の名月の意味は?豊作祈願だった!

月見団子

記事内に広告を含みます

お月見は、秋になると月見団子を月の神様である、月夜見尊(つきよみのみこと)におそなえします。

お米がとれる時期ですよね?

豊作になるようにという意味もあります。

また、「中秋の名月」という言葉もよく聞きます。

中秋の名月というのは、秋になると月がキレイに見えるということですよね?

月は30日に1回、地球の周りをまわります。

月も自分で1回まわる時間は、だいたい30日と言われています。

月と地球との関係がうまくいく状態なのです。

お月見は、中秋と呼ばれる、旧暦から来ています。

お月見は中国から平安時代に伝わってきました。

最初は、中秋の名月について説明しますね。

中秋名月の歴史とは?旧暦を知っておこう!

お月見でよく聞く「中秋の名月」ですが、中秋というのは旧暦です。

旧暦は、1~3月(春)・4~6月(夏)・7月~9月(秋)・10~12月(冬)というように4つに分かれています。

今では、気象庁の発表などで夏になったとか冬になったというような発表があります。

ある意味、最初から区切られている旧暦というのは分かりやすいですね。

お月見である、中秋というのは、秋のど真ん中である8月のことです。

お月見では、昔は空に雲などが少なく空気がキレイだったので、お月見にはふさわしいとされていました。

お月見の時期の中秋になると、中国では月を見ながら楽器を演奏していました。

お月見は、中国から伝わったもので平安時代までさかのぼります。

日本では、池に船を出してお月見を楽しんでいました。

当時は、お月見は貴族の間でしかなかったものですが、江戸時代になると庶民に伝わりました。

お月見を楽しむというよりは、月の満ち欠けを見て農業をおこなっていたのです。

お月見になると、豊作を祈って月の神様の月夜見尊に、団子をおそなえしていました。

そして、現在のお月見という歴史があります。

十五夜とは?月の見方とは?

お月見で聞く十五夜は、旧暦の8月のど真ん中の15日から来ていると言われています。

月は、三日月や満月などのような月齢(げつれい)というものがあります。

「FF4 The After Years 月の帰還」というゲームがありますが、やったことのある人はよく知っていると思います。

新月月が出ない日(見ることができない日)のことで月が出る前の最初の日です。
三日月新月から3日たった日で弓のようや形をしていますよね?
上弦(じょうげん)の月新月から7日たった日で、月の上の方が欠けて見える日のことです。
十三夜(じゅうさんや)の月新月から13日たった日で円に近い見え方をする日のことです。
満月新月から15日たった日(十五夜)で月が円になります。
十六夜(いざよい)新月から16日たった日で、この日のお月見もいいと言われています。
下弦(かげん)の月新月から23日たった日で、月の下の方が欠けて見える日のことです。
三十月(みそかづき)新月から30日立った日で、月を見ることができなく次の日が新月です。

このようなサイクルで月の見え方が変わったり、読み方もあります。

多少、省略したものもありますが、30日をかけ月の見た目が変わります。

うるう年と同じように、お月見の十五夜にも毎年ズレがあります。

月が地球を1回まわるのは、29.53日かかるからです。

きちんと30日で1回まわれば、お月見の中秋の名月は固定されます。

お月見でおそなえする月見団子はどうすればいいの?

日本は、むかしから団子をおそなえするということに、いいというように言われていました。

お月見の時に、月見団子をおそなえするのも江戸時代には、定番となっていました。

お月見のときにおそなえする月見団子は、1つが4.5cmの球体になるように、白玉団子を作ります。

お月見は十五夜なので、15個おそなえするのがむかしから言われていることです。

とはいえ、お月見に4.5cmの団子を15個おそなえするには、かなり多い量ですよね?

お月見では、そこまで派手にやらなくても気持ちがあればいいという方もいます。

無理しないで作れる範囲で作れればいいと思っています。

すすきを一緒に飾りますが、稲に似ているからです。

お米の豊作をお願いするのがお月見ということですよね?

まとめ

お月見について説明してみましたが、いかがだったでしょうか?

お店へ行くと、お月見のセットが売られていたりします。

お米を作る人にも感謝するとともに、お米をつっ来る人も豊作としてお月見をするというのが習わしです。

お店でお月見用にセットを買ってもいいと思いますが、自宅で白玉団子を作っておそなえするのもいいと思います。

すすきは、家で育ててもいいのかなと思います。

月に関しても説明してみました。

全て書くと長くなってしまうため、重要なところをピックアップしています。

お月見は年ごとに変わります。

お月見に備えてみましょうね。