冬至は、昼と夜の時間を比べると、夜になる時間が長くなる日です。
地球は、太陽の周りをまわるときに少しズレがあります。
地球が1回まわれば1日ですが、太陽の周りをまわる時に平均すると23.4度傾いています。
常に傾いているため、四季というのがあるということですね?
冬至には、カボチャを食べて、柚子(ゆず)を入れたお風呂に入るとよく言われています。
冬至は、むかし中国から日本に話が伝わってきました。
冬至にカボチャを食べて、柚子を入れたお風呂に入る理由を説明しますね。
風呂釜(ふろがま)が壊れるという場合には、入れないようにしてくださいね。
中国から来た冬至とは?カボチャはどうしたの?
むかしの中国では、当時あずきがはいったおかゆを冬至に食べていました。
あずきの色は赤に近いいろですが、鬼が去っていくと言われていたからです。
その話が日本へ伝わってきたのです。
昔の中国の話の通り、当時にはあずきが入ったおかゆを食べていたと言われています。
日本に伝わってからしばらくの時間がたちました。
形が変わり、カボチャへなったのです。
夏にとったカボチャは、栄養がありますので寒さにも耐えるように元気過ごすために、冬至に食べられています。
冬至に食べるカボチャは黄色ですよね?
栄養にいいカボチャを冬至に食べることで、寒い冬を過ごしましょうというものですから悪いことではありませんよ。
柚子をお風呂にいれるのはどうして?
柚子もカボチャと同じで黄色ですよね?
冬至で柚子をお風呂に入れるのは、魔除けの意味なのです。
冬至は1年の疲れを取り去る日とも言われています。
そのため、クエン酸が入っている柚子は冬至にはもってこいなのです。
クエン酸は疲れを取る力を持っています。
柑橘類(かんきつるい)という、おおざっぱに言うとみかんの仲間なので、ビタミンCも含まれています。
冬至にお風呂に柚子を入れて、お風呂に入るとビタミンCによって美容だとか風邪をひきにくくなります。
また、ビタミンCには血液をサラサラにする力もありますので、体にはいいですよ。
柚子のお風呂じゃなくても、柚子が入った飲み物が冬になると多くなりますが、体にいいからです。
冬至は、温泉で体を治療する湯治(とうじ)というのも聞いたことがあると思います。
そのため柚子を入れて、より体を早く治すというように言われているところもあります。
冬至の後も寒いですので、お風呂に入って体を冷やさないようにしましょうねという意味ですね。
まとめ
冬至は中国からきて日本に来て形を変えていきました。
冬至にカボチャを食べるのは、魔除けや栄養が多いため冬に風邪をひかないようにという意味でしたね?
冬至に柚子をお風呂に入れて、お風呂に入るのも体を温めたり疲れを取ったりする意味です。
年末ということもあり、バタバタしてしまう日々だと思います。
冬至に込められた意味を取り入れてみてください。
なかなか1日で1年の疲れは取りにくいですが、疲れを取りましょうという日ですので、のんびりしてください。
お風呂によっては、冬至に柚子を入れると壊れることもありますので確認してから入れるようにしてください。
どうしても冬至に柚子のお風呂に入れない場合は、飲み物でも十分だと思っています。
寒い時期ですので、暖かくする効果がある冬至なので、暖かく過ごしてくださいね。