時の記念日はいつ?いつ頃時計ができた?電波時計の仕組みは?

時計

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時の記念日が6月10日となっています。

当然昔は時計というものがなかった時代もありますので、今では考えられない生活だったのかなと感じています。

例えば「○時集合」という約束をしたとしても、「○時」というものがなかったので、場所は分かっても日時計とか月とかで判断していたのかなと思います。

そんな時の記念日なのですが、時計は学校で習う「大化の改新」の「中大兄皇子」が天智天皇となったときにできたと日本書紀に書かれています。

時の記念日はそんな大体西暦600年ごろにできた時計の記念として、時間のことを見つめなおすいい機会になればと思います。

時計はいつできた?時間にいい加減だった昔の日本!

大化の改新のあとに天智天皇になってから、水を使った時計が作られました。

時計がない生活は、時間にいい加減になってしまうのが当然のことになるでしょう。

当時なかったバスや電車の時間というのもありませんでしたし、待ち合わせするというときも時間の日時計なのでズレは生じていたと考えられます。

今のような小さな時計ではなく、結構大がかりな水を使って、矢を自然において矢が浮いてくるのを利用して時間を決めたのが日本での時計の始まりです。

その名も「漏刻(ろうこく)」と呼ばれていて、このシステムができたのが時の記念日である6月10日でした。

時の記念日はなんでできた?きっかけは?

1920年に東京天文台そして民間団体である生活活動同盟会というところが、時の記念日として作られました。

国が作ったものではありませんが、近江神宮のある滋賀県では時の記念日で「漏刻祭(ろうこくさい)」というお祭りがあります。

当時の時の記念日のテーマというのは、「時間を守る」というもので、日時計に比べると正確なものでした。

それまでは2時間おきに鐘を鳴らしていたともいわれており、分単位で動く今から考えるとかなりアバウトな時間の設定だったと思います。

時の記念日ができて、時間を守るのをテーマにしてからは、多少の時間を守るというのが解消されたのかなと考えられます。

時の記念日ができる前の海外での時間はどうやって決まっていたの?

一方そのころといってもいいかなと思いますが、日本で鐘を鳴らして時間を伝えていたとき、時の記念日ができるはるか前に海外では懐中時計が使われていました。

のちに日本にも来るわけですが、手回し式だったりクォーツ式などありますが、ほぼ現在の時計になっています。

それだけ海外に比べると、時の記念日ができるまでの日本の時間の管理はかなりいい加減になってしまいますよね。

今となっては当たり前の時間ですが、海外から来た時計や時の記念日のおかげで、正確な時間もわかるようになっていったのかなと思われます。

今の正確な時間はどうやって測定しているの?

時の記念日の話から遠ざかるわけですが、時計の中でも原子時計というものが最も正確なもので、世界基準で使われています。

1967年から世界で共通となっている、放射性物質のセシウムを利用した電磁波の波を基準ににして誤差を1億分の1にして時間を表しています。

簡単にいうと腕時計についているクォーツ式(水晶発振子を利用)よりも、波が細かいため伝える能力が高いです。

1秒に1回しか来ない波と1秒に1000回くる波があって、波の高さは同じだとします。

細かさは1秒で1000回が細かく情報が来るわけですが、1秒間での波が高ければ高いほど正確に伝わります。

そのため時の記念日をきっかけとしてでもいいですが、時計の調整をするというのもいいかもしれませんね。

時の記念日を決めてからかなりの月日が経過した電波時計とは?

福島県の福島県田村市都路町にある、「おおたかどや山電波送信所」と佐賀県佐賀市富士町にある、「はがね山標準電波送信所」の2か所が日本国内の電波時計の送信所です。

この2か所から時間の情報を送って、時計の中にあるアンテナでキャッチして、時間を表示するのが大まかな仕組みとなっています。

電波で送っているのもあって、ラジオと同じで鉄筋コンクリートの住宅での受信は難しいですし、停波(電波を止める)していることもあるので受信できないところもあります。

そんなときは時計の水晶発振子を使ったクォーツ式の時計になるので、もし受信できない場合は自分で調整するしかありません。

ちなみに電波時計のズレ(誤差)は、10万年分の1ときわめて正確な時間を受信し勝手に表示してくれるので、定められた時の記念日に合った製品といえるでしょう。

時の記念日で電波時計を自分自身にプレゼントしてみよう!おススメは?

時の記念日にこだわっているわけではないですが、誕生日でもいいですし自分自身に腕時計を買うというのもいいですね。

携帯電話に時計があるから、時の記念日に時計を買う必要がない方もいらっしゃるとは思います。

ただ、進学のときの受験や資格のときの受験では携帯電話が持ち込めないこともあるので、電波時計を買った方がいいでしょう。

あくまで時の記念日はきっかけですので、無理して買う必要はありませんので、何らかの記念日などにプレゼントするのがいいでしょう。

また国内メーカーをおススメする理由としては、なんらかの理由で故障したり破損したりした場合の対応が早いからです。

カシオのレディースのソーラー電波腕時計(wave ceptor)

セイコー ドルチェ&エクセリーヌ

イタリアのSalvatore Marra

カシオ リニエージ

シチズン アテッサ

まとめ

時の記念日はいつ頃できたのかとか、日本での時計や今の電波時計の紹介をしましたがどうでしょうか。

時の記念日は6月10であって、天智天皇が水を使った時計は由来となっています。

時計についての簡単な説明ではありますが、ニュアンスが伝わればいいかなと考えて書いてみました。

正確なことを伝えようとすると、文字数も増えますし読む時間も増えてしまうため、そこまで無理させようとは思っていません。

時の記念日をきっかけとして、腕時計を買ってみるのもいいです。

ただ、やはり記念日だとか受験前や就職前には、長く使える腕時計があった方がなにかと便利です。

腕時計の紹介はごく一部ですので、もっと高いものがいいのであればお店に行くのがいいでしょう。

時の記念日には時間を守ってみようと心がけるようにしてみてくださいね。

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