太陽光発電を自宅で行って蓄電池に電気を蓄えて、電力会社に売電したり自治体から補助金をもらってお金のかかりにくい家づくりがあります。
太陽光発電はデメリットが多いものの、クリーンなエネルギーとして使えますし、近年の電動アシスト自転車や電気自動車にも充電できる便利なものです。
なぜ太陽光発電にはデメリットが多いのかというのをいくつか挙げてみますので、この記事をみて太陽光発電システムを取り入れるかどうか考えてもらえればと思っています。
太陽光発電の仕組みとは?どうやって太陽光から発電するの?
太陽光発電のデメリットやメリットを長期に渡って考えるときに、太陽光発電システムの仕組みというのを理解しておいたほうがいいです。
2021年に値段が上がってしまっている半導体と呼ばれる、とあることをすれば電気が流れるものです。
電気を流す「導体(どうたい)」と電気を流さない「絶縁体(ぜつえんたい)」の2つがあり、ちょうどその中間の電気を流す指示があれば流れたり、電気を流さない指示があれば流さないのが「半導体(はんどうたい)」です。
半導体はいろんなところで使われているわけですが、なぜ使われるかというとコンパクトなため半導体を使えば設計が多少楽できるからです。
また部品の数が半導体によって減りますので、なるべく安く製品をお客様にお届けできるというメリットがあります。
この半導体に太陽光(主に紫外線が一番効果がある)を当てると、電気が発生して発電できるという「光電効果(こうでんこうか)」という現象を利用しています。
太陽光発電での太陽光は、赤外線が弱い発電で紫外線が強い発電の力があります。
太陽の光を使って発電しているものの、太陽光発電の発電の力は弱いです。
太陽光発電には1年でムラがでてしまう?蓄電池を設置しよう!
1年の太陽光発電にはムラができてしまうのが、デメリットともいえるかもしれません。
梅雨や秋雨のような長い雨だったり、太陽が出たり沈む前や夜の発電の能力は低いのも仕方のないことでしょう。
あくまで日本の平均の紫外線の多さというのは、3月くらいから9月くらいまでが紫外線のが多くなりがちなので、この時期は太陽光発電はガッツリと発電できるようになります。
場所にもよりますが私の親戚がいる新潟や山形では、冬になると雨や雪が多くなるのもあって晴れて太陽光が差す日も少ないです。
冬は太陽光が差す時間が短くなるのも関係してくるわけですが、太陽光発電の能力が他の季節よりも劣ってしまいます。
目安としては春分の日以降から秋分の日までというような感覚でいいかなと思います。
3月~9月の間であったとしても、雨だったり曇でも発電はできますが、発電の能力が落ちやすいです。
夜も太陽光発電では発電ができないのもあるので、蓄電池を自宅に設置すると大幅に電気で苦戦することは多少マシになります。
万が一災害時も同じように蓄電池があれば、太陽光発電で貯められた電気を家で使うことができるのでメリットはあります。
太陽光発電で雨漏りが発生する場合がある?設置する企業を調べよう!
太陽用発電を家に設置するときに注意しておいたほうがいいのは、ズバリ雨漏りです。
屋根の上にソーラーパネルをつけないと、近所の家が蒸し風呂みたいに冬場でも冷房をつけないといけないくらい、太陽光の反射で暑くなってしまいます。
太陽の光を十分に受け止めるには、屋根にソーラーパネルを置かないといけないわけですが、設置のやり方が悪いと雨漏りが発生します。
太陽光発電で使うソーラーパネルも設置するのも約200万円くらいが相場ですが、雨漏りの修理を仮に何度もしてしまうと余計にお金が発生します。
そこで近所の方や親戚そして会社の方などで、太陽光発電のためのソーラーパネルを付けた経験のある方に聞くのがいいでしょう。
ソーラーパネルの設置による雨漏りで面倒になってくるは、依頼した会社と施行した会社が異なる場合です。
なるべく同じ会社が責任を取ったり、依頼した会社と施行した会社が同じのところがいいでしょう。
ネットでも口コミでも調べたほうが長く使えますのでいいでしょう。
太陽光発電のソーラーパネルに寿命がある!定期的なメンテナンスが必須!
太陽光発電で使うソーラーパネル自体が半導体というのもあって、残念なことにソーラーパネルにも寿命があります。
また太陽光を受け止めたソーラーパネルによる太陽光発電は、直流(乾電池と一緒)というのもあって交流にする「パワーコンディショナー」にも寿命があります。
家電においても同じで寿命というのがあるのが残念ですが、予期せぬ大雪やひょうによってソーラーパネルにダメージを与えてしまうこともあります。
ソーラーパネルは約20年~30年くらいもち、パワーコンディショナーは約10年の寿命といわれていますが、予期せぬ事態が起こったときにもっと早くメンテナンスをしないといけなくなります。
太陽光発電を利用するときには、必ず設置した会社にメンテナンスを依頼するのがいいでしょう。
太陽光発電の設置が終わってから発電量が出るモニターをよく見て、発電量が減ってきたときにメンテナンスを設置した会社に依頼するのがベストですね。
太陽光発電を家に取り込むときには、必ず会社にメンテナンスの確認をするようにしてください。
太陽光発電の設置は新築がいいの?中古でも大丈夫なの?
うちは築10年以上経過しているから、太陽光発電は取り入れないほうがいいだろうと思っている方。
マンションやアパートそして戸建てにも太陽光発電を設置されるところを探そうとしている方。
新築の方がいいのは太陽光発電に使用する、ソーラーパネルやパワーコンディショナーなどの部品の重さを受け止める力が足りない場合があります。
重さが耐えられなかったり、ソーラーパネルの設置ミスなどによって、雨漏りが起こる場合もあります。
しっかりとした補強を行う会社が多いわけですが、施行会社と契約会社が違うという場合に起こってしまう雨漏りの心配があります。
細かく施行会社と契約会社を聞いてみてから、新築も中古の家にも取り入れるべきかと思います。
中古だからとか新築だからということは気にしないで、太陽用発電のシステムの重さに耐えられる補強をしてくれるかで判断すべきかと思います。
太陽光発電の売電が終了したら損するかも?各電力会社をチェックしよう!
北海道電力
東北電力
東京電力エナジーパートナー
北陸電力
中部電力
関西電力
中国電力

四国電力

九州電力

沖縄電力
沖縄本島
沖縄本島離島
まとめ
太陽光発電のデメリットについて説明していきましたがどうですかね。
デメリットだけではなくメリットもきちんとある、太陽光発電ですのでしっかりと契約した会社と施行会社の確認をしてください。
紫外線が多い季節になればなるほど発電の能力が多くなり、紫外線の少ない季節になればなるほど発電の能力が落ちてしまうのがつらいところです。
いずれにしても電気の節約をきちんと行うとともに、体調が悪くなりやすい時期には太陽光発電があってもなくても使わないといけません。
10年先を予想しながら、太陽光発電を取り入れるかどうかを考えるのには無茶なことかと思います。
まずは大手の電力会社や建設会社との話し合いを参考にして、太陽光発電を取り入れるかどうかを判断したほうがいいでしょう。
マンションやアパートに住む予定だったり、すでに住んでいる方は大家さんに聞くといいでしょう。