暑中見舞いを書く習慣があまりない私が書くのも変なことですが、私の場合はお世話になっている方だけ出すようにしています。
暑中見舞いとは、暑い日になって「体壊していないかな~」という相手を思いやる気持ちを手紙などで送ることです。
暑中見舞いは由来があり、江戸時代から始まったといわれています。
暑中見舞いは暑い日に書くので、文章の書き方もマナーがあり相手を不愉快にさせないようにしないといけませんね。
年賀状(お年始状)を書く事は多いかと思いますが、暑中見舞いも書いてみてはいかがでしょうか?
暑中見舞いが来るのはごくわずかですので、もし時間に余裕があるようであれば書いてみた方がいいのかなと思います。
それでは、暑中見舞いの由来から説明しますね。
江戸時代から始まった暑中見舞いの由来とは?
戦う武士・農作物を育てる農民・モノづくりをする職人・商売を行う商人というように分かれていましたが、明治時代にこの分け方はなくなりました。
士農工商という4つの分け方があったわけですが、暑中見舞いは江戸時代に暑い中にお世話になった方々へお盆の贈り物としてありました。
形が変わってきて今では、ハガキになっています。
ハガキで暑中見舞いを送り始めたのは、郵便ができた明治時代からといわれています。
郵便ができたおかげもあり、めったに会わないけれどもお世話になった方へハガキとして送ることができるようになったわけです。
暑中見舞いはいつ書けばいいの?
小暑はカレンダーを見ると書かれていることがありますので、暑中見舞いを送る時期の目安としてもいいでしょう。
しかし小暑の時には、まだ梅雨の場合が多く夏ということを考えると暑中見舞いを送る時期ではないという考え方もあるようです。
梅雨明けを待ってから暑中見舞いを送る方が良いという場合には、小暑より後に送る方がいいです。
立秋といわれる8/7ころまでに、暑中見舞いを送るマナーとなっています。
マナーも大切ですが、相手の住んでいる場所なども考えることが大切だと思いますので送る時期の目安くらいに思ってください。
相手の立場になって考えることは、難しいことだというのはよく分かりますが、少しだけでも暑中見舞いを送る人がどういう状態かを考えた方がいいですね。
暑中見舞いの文章の書き方はどうすればいいの?
喪中の場合に暑中見舞いを送るのは、祝い事ではありませんので、暑中見舞いを送ることに問題はありません。
暑中見舞いの文章の書き方は、最初に書く文章として、「暑中見舞い申し上げます」と書くのが一般的ですが、目上の方に送るには「暑中見舞いお伺いいたします」でも問題はありません。
次にどういう文章の書き方をすべきかですが、自分の近況だけを文章として、書くのはやめたほうがいいですね。
自分の近況だけ書かれても、なんだか押し付けられているな~と思ってしまうこともあります。
文章の書き方は、自分のことを書くのも大切ではありますが、相手の健康状態などを語りかけるように書いてみましょう。
一通り自分と相手の状態の文章を書いたら、日付を書くようにしてください。
暑中見舞いを印刷だけでなく、直筆で短文でもいいので文章を書いた方がいいです。
印刷された暑中見舞いの場合は、年賀状(お年始状)でも多くありますが印刷されたものだけ送られてくることもあるかと思います。
書く枚数が多くても温かみのある文章であると感じますので、文章の書き方のマナーとして少しでも直筆がいいでしょう。私が書くならこんな書き方をします。
暑中見舞い申し上げます だんだんと暑くなっておりますが、お体の調子はいかがでしょうか? なかなかご連絡できない非礼をお許しください。 私は夏の暑さに負けないように努力をしております。 まだまだ暑いが続くようですので、ご自愛ください。 ●●年●月 |
というシンプルな文章の書き方をするかなと思います。
まとめ
暑中見舞いについて説明してみましたがいかがだったでしょうか?
相手を思いやる気持ちはとても大切なことです。
自分だけよければいいという気持ちにならないように、暑い中相手の方がいかに心が和むかを大切にする文章の書き方をするといいでしょう。
長く会っていなかったり連絡を取っていない場合には、お詫びの文章を書くといいでしょうね。
小暑から立秋の目安となっている7/7~8/7までに暑中見舞いを送る方がいいでしょうね。
梅雨明けから送る方法もいいですが、マナーを守った文章の書き方を行い送る方がいいです。
相手を涼しく見せるイラストも必要かと思いますので、自分で描いてもいいですしイラストくらいは印刷でもいいかなと思いますよ。
相手を大切にする文章の書き方で暑中見舞いを送ってみてくださいね。