Razerから販売されているHAMMERHEAD DUOのCONSOLESバージョンを買いましたので、私個人が感じたHAMMERHEAD DUOのレビューを書いていこうと思います。
あくまで私個人の意見であって、違う感じかたをされる方も大勢いらっしゃいますのでご理解ください。
今回はRazerの有線イヤホンの廉価バージョンとなっており、価格はSteelSeriesのTUSQより2000円高い7000円くらいです。
大型家電量販店やRazerをピックアップして取り扱っているお店、またはネットでも売られている商品となっています。
むやみに褒めるとか責めるといったことはしませんので、Razer HAMMERHEAD DUOのCONSOLESを買ってみようかなという方向けかなと思います。
Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESを公式サイトから引用
技術仕様
概要
- デュアル(ハイブリッド)ドライバー技術
- 3 サイズのシリコン製イヤチップ:
Aluminum Frame and Braided Cables
Inline Control and Mic
Analog 3.5 mm Jackヘッドフォン
- 周波数特性:20 Hz-20 KHz
- インピーダンス:32Ω ± 15%
- 感度:112 ± 3dB (最大 SPL)
- 入力電力:10 mW/20 mW
- ドライバー:ダイナミック型およびバランスドアーマチュア(BA)型のハイブリッド
- コネクター:3.5 mm 直角ジャック
- ケーブル長:1.2 m
- 概算重量:17 g
マイク
- 周波数特性:100 Hz -10 kHz
- 集音パターン:オムニディレクショナル
- S/N 比:≥ 58 dB
- 感度:-40 ± 3 dB
インラインリモコン
- 音量コントロール: 音量アップ/ダウン(Razer Hammerhead Duo のみ)*
- 中央コントロール:再生/一時停止受諾/通話終了(Razer Hammerhead Duo のみ)*
- コントロール:マイクミュートの有効化/無効化(Razer Hammerhead Duo – Compatible with the Nintendo Switch™ のみ)*
*一部のデバイスのみの限定機能。
互換性
- 3.5 mm ヘッドフォン端子付きデバイス
- 3.5 mm ヘッドセット端子付きデバイス
- 互換機:
スマートフォン、PC、Mac、Nintendo Switch™、PlayStation® 4、Xbox™
Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESは音がこもる!
正直なところ何かの間違えだと思いたいくらい、Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESは音がこもった印象を受けました。
ダイナミックドライバーテクノロジーという機能がありますが、高音・中音&低音と分けて音を出しているようです。
普通のスピーカーでいうところでは、ツイーターとスコーカー兼ウーハーみたいな感じになるかと思います。
ダイナミックドライバーテクノロジーが邪魔をしているのかは定かではないものの、Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESでは低音・中音が大きく出てしまいこもった感じに聞こえました。
通常デュアルドライバーというのは、低音がかなり主張してくるのがほとんどなんですが、Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESはやりすぎ感は否めないです。
ただ、Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESの場合はこもっているのもあって、イコライザで音が良くなる可能性も秘めているのもあって各デバイスでの私が感じた音質を書いていこうと思います。
Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESで各デバイスの音質確認!
今私が持っているスマホとiPad miniそしてPCでRazer HAMMERHEAD DUO CONSOLESを聞き比べてみました。
ただPCに関してはマザーボードのオーディオのところが故障しているため、外付けのアンプ付きDACであるSteelSeriesのGameDACを使用しています。
ほとんどすべてのデバイスにおいて、低音・中音が大きく高音が聞こえにくいという現象がありました。
単にHAMMERHEAD DUO CONSOLESの初期不良なのか、PCで使っているSteelSeriesのGameDACとの相性が悪いのか音がこもっていて、クリアに聞こえるのが好きな自分としては正直厳しいです。
音には好みがあるのでどうとらえるかは人それぞれではありますが、私自身としてはRazer HAMMERHEAD DUO CONSOLESの音がスカスカでなかったのが唯一の救いかなと感じます。
7000円くらい払ってRazer HAMMERHEAD DUO CONSOLESを買うよりも、SteelSeriesのTUSQの方がいいのかなと感じました。
ただスカスカの音であればどうすることもできない場合が多いですが、音がこもっている場合にはイコライザで設定すればいけるのでいじってみることにします。
PCで音楽を聞くにはイコライザでも不可能な音のこもり!
PCで音楽を聞くとどうしても音がこもりがちなRazer HAMMERHEAD DUO CONSOLESなんですけども、YouTubeや音楽ファイルを聞いてみるとどうしても音がこもっていました。
測定機器があればセパレーションとか周波数特性とかを測定できますが、PC上での簡易的な測定は可能なので行ってみました。
低音と中音がフラットに近く、高音は高めなんですよね。
しかし音楽やYouTubeで動画を見たりすると音がこもるという現象。
そこでアバウトではありますが、Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESをGameDACに接続したときにどんなイコライザの設定がいいかを検証した結果としては、音のこもりは改善しそうにないかなって思っています。
Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESのマイクはどのインラインマイクと同じ!
Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESだけでなく、どんなメーカーのインラインマイクというのは、残念なことに音が悪いものがほとんどです。
マイク部分の穴や中で反響する音やマイク性能は、どうしてもインラインマイクでは難しいというのが本音です。
SteelSeriesのTUSQとかMSIのようなマイクが別でつけられるのであれば、全く問題はないのでRazer HAMMERHEAD DUO CONSOLESを使うときは別でマイクを買った方がいいかなと思います。
マイクは別で使っている方が多いので、初期投資が厳しいのであればそのままでいいと思います。
YouTubeなどの動画サイトで配信されている方のほとんどは、別でマイクを買って使用している方が多いですので、VCで聞き取りづらいといわれた場合のみ余裕があればマイクを買いましょう。
Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESは市販のイヤピースとの交換が可能!
Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESでは市販のイヤーピースと交換ができます。
できそうでできなかったSteelSeriesのTUSQとは違い、ここはかなりポイントは高いかなと思います。
やはりゲーミングイヤホンであったとしても、イヤーピースが外れてしまったり汚れてしまったりすることもありますので、私が使用したオーディオテクニカのイヤーピースで十分です。
家電量販店でも売られているイヤーピースなので、もしRazer HAMMERHEAD DUO CONSOLESのイヤーピースを交換する際には使ってみてください。
硬いと感じたらサイズを1つ落とすなどしてみて、Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESを使い続けるのもいいかと思います。
Razer HAMMERHEAD DUOのCONSOLESの個人的な評価
低音:★☆☆☆☆(効きすぎてこもる)
高音:★★☆☆☆
中音:★☆☆☆☆
耳の負担:★★☆☆☆
掃除のしやすさ:★★☆☆☆
マイク音質:★☆☆☆☆
肩・首のこりにくさ:★★★★★
カラーバリエーション:★★★☆☆
コストパフォーマンス:★★☆☆☆
まとめ
今回はRazer HAMMERHEAD DUO CONSOLESを使っていろいろと調査をしてみましたかどうでしょうか。
SteelSeriesのTUSQと比べればTUSQの方が、Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESよりも性能はいいかなと感じます。
音のこもり具合も好きな方もいらっしゃいますので、クリアな音質を求めている方には絶対おススメできないと感じました。
Razer HAMMERHEAD DUO CONSOLESが全く使えないわけではないんですけども、イコライザありきじゃないと難しいかなというのが私の本音です。
画面が小さければ距離が遠くて音が聞こえないのは、不自然ではないと感じます。
しかし23以上のモニターを使っている場合には、かなり聞こえてくる距離が短いと感じることもありますのでデスクトップユーザーにはおススメできないかなと思います。
もっとお金を出して他のRazerのオーディオを買うか、安いSteelSeriesのTUSQを買うか、もしくは普通の3000円くらいのイヤホンを買うかの選択かなと感じました。
私としてはRazerさんにしては、HAMMERHEAD DUO CONSOLESに関してだけ残念かなという印象でした。