Razer PBT キーキャップで強化しよう!他ブランドでも使える!

Razer,PBT,キーキャップレビュー
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RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETを購入したわけですが、今使っているBlackwidow V3 TKLのキーに不安を感じたためつけました。

RazerのBlackwidow V3 TKLのキーキャップは、ASBというプラスチックで作られているのですが、そこまで頑丈なプラスチックではないです。

ABSのプラスチックのキーキャップは、使っていくうちにキーキャップの文字がごちゃごちゃと削れてしまったり、てかったりするのが早い傾向にあります。

そこで、Razer のBlackwidow V3 TKLのキーを長く使いたいという気持ちもあり、車の内装のプラスチックやHuntsmanに使われている頑丈なPBT KEYCAP UPGRADE SETを付けることにしました。

今回はレビューに近いような感じになるかもしれませんが、他ブランドのキーキャップでも一部使えるのもありますので、エレガントなキーボードのキーキャップにしてみようと思います。

 

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETは4色あり大人なゲーミングキーボードにピッタリ!

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETを今頃になって紹介というのも、めちゃくちゃ遅いわけなんですけども、他のブランドのメカニカルキーボードでも使えるとのことです。

Razerの公式サイトから引用することにします。

簡単な説明

  • 高品質 PBT 素材
  • ダブルショット射出成形と超薄型フォント
  • US/UK キーボードレイアウトに対応

 

技術仕様

  • 耐光沢性 PBT 素材
  • バックライト対応
  • すべての Razer メカニカル/オプティカルキーボードに対応
  • すべての十字型軸(Cherry スタイル)スイッチに対応
  • Razer および標準 104/105 キーの US および UK レイアウトに対応
  • メカニカル/オプティカルキーボード スタビライザー付属

引用元:Razer PBT キーキャップアップグレード

色は4色でブラック・マーキュリーホワイト・クォーツピンク・グリーンとなっています。

他のブランドにも多く使われているのは、ABSというプラスチックがキーキャップとして使われているわけですが、PBTよりも熱にちょっとだけ弱いという弱点があります。

そのため、普通にABSのプラスチックのキーキャップで使い続けると、キーキャップが折れてしまったりLEDで光る部分が使えば使うほど削れてしまう可能もあります。

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETは、強くて大人なキーキャップに変えられますので、キーボードの見栄えは良くなるでしょう。

 

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETで使われているPBTとABSの違いは?

70度~100度まで耐えられる温度ともいわれており、成形しやすくおもちゃのプラスチックから家電製品まで多く使われているプラスチックです。

キーキャップなどを、安く作れるので多くの商品に使われているプラスチックです。

PBTをメカニカルキーボードの純正で使うというブランドは少ないですが、ポリブチレンテレフタレートという樹脂を使っており、車や家電製品など過酷な場所にも耐えられるものです。

60度~140度くらいまでの温度には耐えられるプラスチックです。

溶けるのはABSは100度を超えたあたりとなっていて、PBTは223度を超えてしまうと溶けてしまうという熱に対しての大きな違いがあります。

Razerやほかのブランドで使われているメカニカルキーボードのキーキャップは、キーを押すときの摩擦熱によりABSの方がやや早くツルツルになってしまいます。

長期間使わないのであればRazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETを使わなくてもいいとは思いますが、長く使いたいという場合にはRazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETを使った方がいいでしょう。

 

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETと純正のキーキャップとの比較をしてみた!

Razer,PBT,キーキャップ私自身が現在使用しているキーボードは、RazerのBlackwidow V3 TKL(US配列)なのですが、PBT KEYCAP UPGRADE SETではUK・US配列となっております。

残念ながら日本語配列キーボードでは、スペースバーや全角半角またはエンターキーなどには使えませんが、PBT KEYCAP UPGRADE SETを文字やWindowsのロゴキーなどには使えます。

正々堂々とPBT KEYCAP UPGRADE SETと純正のキーキャップを比較したかったため、純正と同じブラックを選んでみました。

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETを他の色に変えても良かったのですが、光り方や文字の光り方が分かりにくいと思ったからです。

実際にキーキャップを見てみると、製造ロットで変わるとは思いますけども、高さや厚さは純正もPBT KEYCAP UPGRADE SETの方が厚いキーがあります。

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大きく違うところがLEDで文字が光るところのプラスチックが多めなので、PBT KEYCAP UPGRADE SETはバキバキのLEDが光っているという状態にはならないです。

ここがPBT KEYCAP UPGRADE SETにすると、大人な光り方というような表現をしています。

写真でうまく伝わればいいですが、上半分と下半分とを比較するとこんな感じです。

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LEDの光はMAXにしており、下半分は純正で上半分をPBT KEYCAP UPGRADE SETに変えています。

 

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETは本当に他のブランドに使えるの?

今はプディングタイプのHyoer Xのキーキャップのような感じが多く出てきましたが、大人な光り方や長く使いたい方はRazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETがいいかと思います。

私のキーボードはshiftとスペースキーを押したときだけ、キーキャップが金属に当たる音がします。

長寿命のRazer PBT KEYCAP UPGRADE SETでは、Cherry軸やCherry互換のキースイッチであれば使えるものも多いです。

万が一使えない可能性もあるかと思いますので、使っているキーボードのキースイッチを良く調べるようにしてください。

私自身が試したのは、光らないアーキスとFILCO(手元に光らないのはこの2つしかない)そしてHuntsman TEです。

元々RazerのHuntsman TEはPBTのキーキャップなので、付け替える必要はないんですよね。

全てUS配列なので全部試すことはできましたが、PBT KEYCAP UPGRADE SETを問題なく使えました。

スタビライザーもついているのもあって、スタビライザーが何らかの理由で壊れているのであれば、Razer PBT KEYCAP UPGRADE SETでもいいのではと思うところです。

 

 

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETにするとタイピング音は変わるの?

個体差があるとは思いますが、Blackwidow V3 TKLを使っていますが、先ほどshiftキーとスペースキーの音が金属に当たるような音がすると書きました。

他のキーはPBT KEYCAP UPGRADE SETに変えるとタイピング音が変わるかというと、少しだけ変わったかなと思いました。

元々Razerの黄色軸を使っているのもあって、静音なのですがほんの少し静かかなと感じました。

タイピング音が大きく変わるわけではありませんが、PBT KEYCAP UPGRADE SETのキーの厚みもあるので少しだけ軽い音が減る感じかなと思います。

他メーカーのキーボードでもそこまで大きくは変わらなかったかなと判断していますが、アーキスはもともと頑丈にできているためかやや不安なカタカタ音になりました。

PBT KEYCAP UPGRADE SETに変えたとしても、タイピング音に大きな差はないと思ってください。

 

まとめ

RazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETのレビューに近い説明をしてきましたがいかがでしょうか。

メカニカルキーボードのキーを大人な発光にしていくのに向いていますし、PBT KEYCAP UPGRADE SETはPBT樹脂ということもあり耐久性は理論上高いです。

メカニカルキーボードを買ってからすぐにPBT KEYCAP UPGRADE SETを取り付けるのもいいですし、キーキャップが壊れたときにPBT KEYCAP UPGRADE SETを使ってもいいと思います。

ただ、Cherry軸でPBT KEYCAP UPGRADE SETを使うのは問題ないかと思いますが、Cherry互換のキースイッチの場合には念のため調べてからにしておいた方がいいでしょう。

プリン型のキーキャップも発売されている中ではありますが、おとなしめの光にして頑丈なキーボードにしたい場合にRazerのPBT KEYCAP UPGRADE SETを使うのがいいでしょう。