衣替えは、6/1と10/1の2回ですよね?
衣替えの頃になるときは、急に暑くなったり、急に寒くなることがあります。
あまり気にしないで、暑いときは夏用の服にして、寒いときには冬用の服にした方がいいのだろうと思います。
6月/1と10/1なので、どちらも衣替えとしては、中途半端な日だろうと思います。
衣替えをするとき、洗濯して服をしまいますか?防虫剤をタンスに入れていますか?
さて、衣替えにはキチンとした歴史があるのをご存知でしょうか?
衣替えの歴史から説明しますね。
衣替えは平安時代から始まった!四季に合わせた着物を着るためだった!
衣替えというのは、平安時代から始まって、朝廷から庶民へと伝わりました。
着物を着ていましたので、夏は暑いですし冬は寒いです。
着物の裏には、わたが入っていました。冬の寒い日に耐えるためです。
衣替えになると、着物の裏のわたを入れたり、出したりしていたのです。
鎌倉時代になると、衣替えのときに、家具や食器なども変えていました。
衣替えのときに、四季に合わせたものを使っていたといわれています。
季節に合わせた、楽しみもありました。
明治時代になると、着物から洋服へ変わっていきました。
今では、学校や会社でもスーツや制服の衣替えがあります。
衣替えには、虫食いの注意を!いつ洗えばいい?
衣替えになって、冬服や夏服に変えるときに一番面倒なのは虫食いです。
この虫は、服の繊維(せんい)を食べるという不思議な生き物です。
冬に幼虫になって、春まで過ごしますが、この時に服を食べてしまうのです。
というのも、春になると虫はさなぎになるのです。
そして衣替えの頃に、さなぎから大人へなり、頼みもしないのに卵を産みます。
服が虫に食べられてしまうのは、幼虫である冬と、卵を産んでから幼虫になる秋ということなのです。
この虫は、服についた汚れを中心に食べます。
これらから言えることは、虫食いに注意するのは、衣替えの前に洗っておくのが良いということです。
カンペキに洗うというのは、難しいですが、防虫剤も入れたり服をどう入れるかによって虫食いをおさえます。
衣替えの前と覚えていただければいいかなと思います。
では、衣替えで悔しい思いをしないように、どうやって虫食いを防ぐかを説明しますね。
衣替えで悔しまないための虫食い防止は?
衣替えのときにイラっとしてしまう虫は、光と熱に弱いので薄暗いところで大活躍してしまいます。
衣替えの時に、薄暗いところにしまうのも分かります。
太陽の光で、色が変になってしまうからです。
衣替えのときには、日光を当てないように服をしまって、虫対策をしていると思います。
衣替えに前に、ガッツリと服の汚れを落とすのは、やっているはずです。
どうすれば、服を守るか?を考えるのが手っ取り早いです。
服を横にしてしまっていると、虫はドリルのように食べ、縦方向に穴が開いてしまうのです。
防虫剤のなかには、いろいろな薬品が入っていますが、空気より重いので薬品の混ざった空気が下へいきます。
防虫剤の薬品の性質を生かし、衣替えの時に、服をたてにしまい防虫剤を上に置くのがいいのです。
布団圧縮袋のように、空気を減らした袋の中に服を入れると、虫の居心地がわるくなり虫食いを防ぎます。
虫の卵をなくすために、アイロンをかけられる服はかけておいた方がいいです。
まとめ
衣替えの歴史は平安時代からという、むかしからの話からはじまっています。
服の形は変わりましたが、衣替えをするのは変わっていません。
衣替えの歴史を知っておくのは、豆知識という感じで知っておくといいです。
服をキチンと洗い、アイロンをかけられる服であればアイロンをかけることです。
防虫剤や服のしまい方も工夫をすると、衣替えの時に悔しい思いをしなくてもよくなります。
何年も着ていない服は、繊維(せんい)にダメージがかかってしまいますので、定期的に陰干しするのもいいですよ。
服を時期のトレンドを取り入れると、どうしても服の数が多くなってしまいます。
いつか着るとは思いますが、せっかく買った服なので、大切にすることを心がけないといけませんね。