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エアコンの冷房・除湿の後の内部クリーンは必要?送風でもいいの?

エアコン

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エアコンの冷房・除湿の後に、リモコンで設定する内部クリーンというシステムがあります。

内部クリーンでは、冷房・除湿による温度差によって水滴がついてしまいます。

結露(けつろ)というものですが、暑い日にコップに冷たい飲み物を入れたときにコップに付く水滴に似ています。

そのままにしておくと、カビが出てきてしまってキチンと効果が出なかったり異臭がすることもあります。

エアコンの冷房・除湿の後に設定された内部クリーンは本当に意味があるのか、もしくは送風でもいいのではないかというところを説明していきますね。

内部クリーンはエアコンの冷房・除湿の後に起こる結露を乾燥させる?

エアコンのリモコンについている、内部クリーンというボタンがあるかと思います。

無くても問題はありません。

冷房・除湿の後に内部クリーンが始まりますが、エアコン内部の水滴(結露)を乾燥させるものです。

エアコンで冷房・除湿をしたあとに消して放置しておくと、場合によってはカビが出てくることがあります。

部屋の湿度が高いから除湿をしたり、暑いから冷房にするわけですが、ちょっとした汚れでカビが増えることもあります。

特に湿度は温度が25℃~27℃くらいが一番カビが出てくることもあります。

体のために内部クリーンをしてエアコンの内部を乾燥させて、快適に過ごせるようにするというのが内部クリーンというものです。

エアコンのカビが出てくると体はどうなるの?

そもそも体をいたわる意味ても、冷房・除湿をしますよね。

エアコンにカビが出てくると、風邪・アレルギー(ハウスダスト)・異臭など体に悪い状態になってしまいます。

大人とか子供とか一切関係なく出てしまうことも多いわけですが、特にぜんそくの方は気を付けたほうがいいともいわれています。

カビって菌なので、体の免疫力が落ちてしまうと菌に対抗的失くなってしまって、病院へ行くことになります。

病院へ行って薬をもらって療養するしかありませんが、いずれにしてもエアコンのカビというのは油断大敵です。

エアコンの冷房・除湿の後の内部クリーンの仕組みは?

エアコンで冷房・除湿の後にスイッチを切ると、リモコンで設定した内部クリーンが開始されるようになっているかと思います。

送風・暖房の両方の機能を使って、エアコンの内部の水滴(結露)を乾燥させるというものです。

中にはフィルター掃除の機能があるエアコンもありますが、フィルター掃除はご自身で行ったほうがいいかなと感じます。

送風・暖房を交互に動かしているので、ここでやっぱり送風でもいいのではと感じるでしょう。

内部クリーンはメーカーにもよりますが、だいたい2時間くらいで終了するようになっています。

暖房って電気を多く消費するって聞いたよ!暖房ってなんで電気を多く消費するの?

先ほども説明しましたが、内部クリーンは送風・暖房を交互に動かしています。

どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、暖房が電気を多く消費すると。

暖房・冷房も外との温度差や、部屋が広いのに狭い部屋用のエアコンを使うと電気を多く消費します。

30℃で部屋の冷房を27℃で過ごしたい場合の差は3℃、一方10℃で部屋の暖房が25℃に設定したときの差は15℃もあります。

温度差が大きいほど電気を消費しますので、暖房の方が電気を多く消費することになります。

とはいっても風邪をひいたら医療費の方が高いので、寒いときは暖房をするようにしてください。

エアコンの冷房・除湿の後の内部クリーンじゃなくて送風でもいいの?

結論からいうとエアコンで冷房・除湿を切ったあとは、内部クリーンでも送風でも構いません。

ドライヤーと同じように考えてください。

ドライヤーはあたたかい風が出ますが、すずしいでも髪の毛などは乾きます。

風を当てて濡れた髪の水分を吹き飛ばすだけです。

風量(風の多さ)や風速(風の速さ)がキーになってきますが、エアコンも同じで内部クリーンじゃなくても、送風で風を当てればエアコン内部の水滴(結露)は吹き飛びます。

内部クリーンと同じように、2時間くらいを目安にして冷房・除湿を切ったときに送風にするとほぼ同じ状態になります。

電気の消費を少なくて済みますし、エアコンを設置してくれた方の多くは送風をおススメしているかと思います。

内部クリーンをしてもカビのにおいがするときはどうすればいいの?

エアコンの冷房・除湿の後の内部クリーンまたは送風の後なのに、カビのにおいなど異臭がするという場合もありえます。

エアコンを設置してもらうときに言われると思いますが、フィルターの掃除をやっておくといいでしょう。

またフィン(金属部分)の掃除は、専用のスプレーもありますが、使い古した歯ブラシを濡らして優しく縦に撫でれば汚れはある程度取れます。

フィルターは消耗品ですが、長く使う場合もなるべく使い古した歯ブラシや、いったん水で流してから手で洗うというようにしてみるといいでしょう。

フィルターがグチャグチャになってきたら、家電量販店やネットでもいいので、使っているエアコンのモデルに合ったフィルターに交換してみてください。

それでもカビなどのにおいが出てしまう場合には、買い替えも検討しないといけませんが、よくないことですが車の小さめの芳香剤を取り付ける手もあります。

芳香剤に関しては故障リスクがありますが、だいたい13~15年で故障することが多いのでお財布と相談するしかありません。

まとめ

今回はエアコンの冷房・除湿の後の内部クリーンの意味と送風でも問題ないかという説明をしていきました。

冷房・除湿の後はカビが出てきやすいのもあって、内部クリーン・送風などで内部の水滴(結露)を吹き飛ばしてあげてください。

カビなどのにおいもある程度防げますが、フィルターの掃除もきちんとすると長く使っていけるでしょう。

フィルター掃除はなるべくこまめに2週間程度を目安にするといいかなと感じます。

フィルターについているホコリなどに雑菌が混じってしまって、水滴とくっつくと異臭がする場合もあります。

清潔に保つためにも、冷房・除湿の後の内部クリーン・送風は行うようにしてくださいね。