5月の始めの八十八夜について、いつから八十八夜経過したのかとか、お茶摘みで有名な歌もありますので説明していこうと思います。
細かいことは先を読んでいただければと思いますが、八十八夜になじみが無くなっているような感じが自分にはあります。
お茶といえばカフェインではありますが、エナジードリンクにも子供用を除きカフェインが入っていますので、注意を促す意味でも説明できればと思います。
毎日お茶を飲む人だったり、お茶の違いが分かるツウな方はもちろんご存じかと思いますが、なるべく簡単に説明していこうと考えています。
八十八夜の茶摘みは立春から88日目のこと!理由もある!
八十八夜というのは、暦でいうと節分の次の日である立春を1日と数えて88日目にあたる日となっています。
まだ5月上旬でも霜がある地域もありますが、農家の方々がお米などを作るきっかけの日です。
今となっては親戚から聞きましたが、品種改良もされていますので、八十八夜を待たずにお米を育て始めたりしているのが現状です。
八十八夜は1年でも366日のときもありますので、毎年同じ日ではないですが、5月の始めだと考えてもらっていいでしょう。
八十八夜はお茶摘みを始める日じゃない!
八十八夜はあくまで目安であって、「お茶摘みを開始します」というわけではありません。
日本国内でいろんな場所で行われている茶摘みですが、鹿児島のように早くから行われて新茶がでるところもあります。
お茶といえば静岡みたいに考えていますが、京都・三重・宮崎・鹿児島が有名かなと思っています。
場所を見ればお分かりかと思いますが、八十八夜過ぎても霜が降りるというのが少ない地域かなと感じます。
八十八夜はお茶摘みの真っただ中という時期であり、始まるのは早いところもあれば遅いところもあります。
八十八夜は新茶だけどほかにもあるの?
八十八夜のイメージは新茶のイメージが強い印象ですが、お茶摘みをした順番によって名前が変わります。
お茶の専門店とかツウな方はご存じだと思いますが、ちょっと検索してみようと思った方は知識が増えるかもしれません。
新茶は置いておいて、次のような呼ばれをするお茶もあり、割と有名なもの3つをピックアップしました。
- 一番茶 新茶のこと
- 二番茶 新茶の次に摘んだお茶の葉で、目安は新茶の45日後
- 秋冬番茶(しゅうとうばんちゃ) 9月下旬から10月中旬にかけて摘まれたお茶の葉
となっています。
お茶の種類は細かく分かれていますが、有名なお茶の3つを紹介してみました。
八十八夜で摘んだ新茶はカフェインの量はどうなっているの?
一般的に言われているお茶のカフェインなのですが、カフェインは摂取しすぎれば中毒になります。
動悸・不眠・発汗・不安・めまいなど、さまざまな症状が起こります。
主に交感(こうかん)神経とよばれる、緊張したり寒いと感じたりといった、体だ危険だと感じたときに出る自律神経の1つです。
真逆にリラックスしたりする神経は、副交感(ふくこうかん)神経と呼ばれているものです。
その上で、八十八夜で摘んだお茶の葉の中のカフェインは、100gのお茶であれば10mgとか20mgです。
- 玉露 160mg
- 番茶 10mgくらい
- ウーロン茶 20mg
- ほうじ茶 20mg
大人であれば個人差はありますが、最大でも1日400mgは超えないようにした方がいいとヨーロッパでは言われています。
こどもはヨーロッパでは3mgなので、飲まない方が安全かなと思っています。
妊婦さんに関してもWHOの基準値では300mgとなっています。
ちなみに私はお茶などの飲み物は、カフェインが入っていないものを買うようにしています。
八十八夜で摘んだお茶とは関係ないけどエナジードリンクやコーヒーのカフェインはどうなの?
実は八十八夜で摘んだ新茶並みにカフェインが入っているものが、以下の飲み物です。
- コーヒー 100g中だいたい60mg
- 紅茶 100g中だいたい30mg程度
- レッドブル 250mLの缶でだいたい80mg(コーヒー1杯)
- モンスターエナジー 355mLの缶でだいたい140g(コーヒー2杯分)
お茶とは大きくそれてはいますが、エナジードリンクはかなりカフェインが多く、やめるときの離脱症状もいろんな症状があります。
なるべく元々持っている体の能力の時間を延長させるので、人によっては合わない人もいらっしゃるかと思います。
私自身からは、なるべく少ない秋冬番茶とかカフェインゼロのお茶とかの方がいいのかなと感じることもありますので、エナジードリンクはおススメしません。
八十八夜から戻るけど花祭りの4/8で飲む甘茶はどうなの?
花祭りは4/8なのですが、お釈迦様の誕生日です。
お釈迦様に甘茶を垂らしてお祝いをするというものですが、飲んでもいいことになっています。
カフェインはありませんしカロリーもありません。
ただ甘茶のパックなどを、お湯につけっぱなしにするのはよくないので少量でいいかなと思います。
関連してノンカフェインとかノンカロリーは、そば茶・麦茶・ルイボスティーです。
まとめ
今回は八十八夜はいつから88日目なのかなどを紹介してみましたがいかがでしょうか。
八十八夜はお茶摘みの真っただ中であって、全国各地で一斉に行われることはありません。
一番茶・二番茶・秋冬番茶といった、大きくまとめたカテゴリーも存在します。
カフェインの心配もありますので、飲みすぎは注意が必要だと感じています。
日本での暦である八十八夜は、米寿(88歳のお祝い)と同じように、米という字に変形することもできますので農業を始めるきっかけというのもあります。
私のようなカフェインに弱い方もいらっしゃると思いますので、無理して八十八夜でお茶を飲む必要はないと感じでいます。
最近ではルイボスティーのようにノンカロリーでノンカフェインもありますので、いろいろな八十八夜のお茶の楽しみ方もあります。