事納めと針供養とは?豆腐とこんにゃくとの関係は?

2018年10月3日12月~2月の行事事納め, 針供養

針山

事納(ことおさ)めと針供養(はりくよう)という冬の行事は、昔の仕事だった縫い物や農作業などの仕事が終わる日でした。

年末年始に正月の準備のために縫い物や農作業などを、12/8に終わらせ2/8になると仕事が始まる日といわれています。

仕事や部活そして受験で休みが取れない日が多いですが、昔は事納めと針供養が12/8にあるのでゆっくり休めた日ですね。

仕事が終わる日である針供養と事納めが12/8なのですが、縫い物や農作業の仕事が始まる日である2/8に注目しましょう。

どちらも8日というのが同じですよね?

特に針供養は、豆腐やこんにゃくを入れたみそ汁を飲むといいとされています。

事納めと針供養には何の意味があって、こんにゃくや豆腐が針供養とどう関係があるかを説明してみますね。

 

針供養とは?こんにゃくと豆腐との関係は?

糸,針,事納め昔の女性の仕事は縫い物だったといわれています。

縫い物の仕事を行っていると、どうしても針は細いので、折れたり曲がったりすることがあります。

今でも縫い物をしていると針が折れたり曲がったりすることもあるかと思いますし、家庭科の授業でも「やってしまった」と思うこともあるでしょう。

一生懸命になって縫い物の仕事をしたというように感じていますが、道具を大切にするという気持ちは今も昔も変わらないのかなと思います。

女性の縫い物の仕事が終わった針供養に、「来年はもっと縫い物がうまくなろう」というモチベーションもあったと思います。

上手くなるモチベーションをなんとかしたいというのもあり、豆腐やこんにゃくなどのやわらかいものに折れたり曲がったりした針を刺しました。

このこんにゃくや豆腐などのやわらかいものに針を刺すのは、私たちが疲れて布団やベッドで寝るのと同じです。

縫い物の仕事をゆっくり休ませるために、針供養というのが行われていて、神社などに持って行って納めています。

今でも行っている神社やお寺もありますので、ご興味があれば針供養に神社やお寺に行かれてもいいのかなと思っています。

 

事納めとは?農作業の仕事を終わりにし正月の準備をするためだった!

由来,歴史事納めというのは今でいう、年末の仕事納めと同じですが昔は12/8でした。

農作業を12/8に終わりにして、正月の準備を行っていました。

農作業が終える事納めですが、針供養と同じ日なのです。

今でいう農作業の仕事はじめが昔の2/8なので、ずいぶんと長いお休みの間かと思いますが、私たちもそのくらい休みが欲しいですね。

針供養が女性の仕事納めだとしたら、事納めは男性かと聞かれるとそうではなく、女性も全く同じです。

針供養と事納めは、やっていることは違っても正月に向け準備を行うという意味は同じかなと思います。

ちなみに昔の農作業の仕事が始まる日である2/8を事(こと)始めといいますが、1年の仕事の終わりと始まりの区別をしっかり行っていたということですね。

事納めや針供養について簡単に説明していますが、事始めと事納めも知っておくといいですよ。

 

針供養で使う豆腐は奈良時代に中国にルーツがある?豆腐の豆知識

中国,由来豆腐が世界で初めてできたとされている国は中国といわれており、残念ながらいつから豆腐を作られたのはまだ分かっていません。

奈良時代や平安時代に、豆腐は中国から日本へ伝わってきたといわれています。

日本では、お寺での食事に豆腐が使われるようになったといわれれています。

室町時代に、豆腐はお寺からどんどんと貴族や武士へと食べらるようになりました。

江戸時代になると豆腐を使った料理のレシピ本が広まりました。

今ではTVや雑誌そしてネットで知ることが多い新書ですので、江戸時代に料理のレシピ本が広まったというのはすごいことですよね?

今も昔も豆腐は食べたり針供養に使われている当たり前の食材となっています。

 

針供養で使うこんにゃくは鎌倉時代のおやつだった?こんにゃくの豆知識

こんにゃくこんにゃくを作るために使うこんにゃく芋は縄文時代から海外で作られ、古墳時代である6世紀に中国からから伝わってきたといわれています。

こんにゃく芋にアクを入れてこんにゃくを作るようになり、鎌倉時代にこんにゃくはおやつになったといわれています。

室町時代にお寺でこんにゃくを食べるようになったとされており、江戸時代には武士も食べるようになってきて庶民へと伝わりました。

曲がったり折れたりした針を刺すための針供養にこんにゃくが使われるようになったのもなんとなく分かるかなと思います。

こんにゃくはプルンプルンとやわらかいので、針を休める針供養に使うためにバッチリ合っていたと思います。

針供養に針を休ませるためにやわらかい豆腐とこんにゃくを使ったのは、物を大切にするやさしさから生まれたのだろうと思います。

針供養で使われる豆腐とこんにゃくの豆知識を紹介しましたので、事納めと事始めに使われる豆腐とこんにゃくのみそ汁の説明をしますね。

 

豆腐とこんにゃくは入った御事汁は事始めと事納めに使われていた

みそ汁針供養で折れたり曲がったりした針を刺す豆腐やこんにゃくですが、事納めや事始めには御事汁(おことじる)としてみそ汁に入れています。

御事汁は、豆腐やこんにゃくだけでなく野菜がいっぱい入っているみそ汁です。

寒い季節となっていますので、体を温めて正月の準備や仕事の準備にとりかかろうとしていたのだろうと思います。

寒い季節なので風邪をひきやすくなってしまうため、風邪をひかないためにも豆腐やこんにゃくなど多く入ったみそ汁を飲むのもいいだろうと思います。

針供養や事始めそして事納めに関係なく、体を温めるために鍋やおでんもいいのかなと思います。

こんにゃくはアクがあるのでしっかりと暑いお湯に入れアク抜きをしてからの方がいいですね。

針供養で使われた豆腐とこんにゃくをそのまま使うのではなく、別で買ってきた豆腐とこんにゃくを使っていますので安全ですよ。

 

まとめ

事納めと針供養について説明してみましたがいかがだったでしょうか?

12/8に針供養で曲がったり折れた針を豆腐やこんにゃくに刺して、神社やお寺に納め来年の縫い物がうまくなるようにと願っています。

同じ日である12/8は事納めでは、農作業が終わりになる日です。

今では仕事納めが12月の終わりにありますが、昔はもっと前にあって今でもお寺や神社で行われているものです。

針供養では豆腐やこんにゃくを使うことと、事納め事始めでは豆腐やこんにゃくなど多くの野菜が入った御事汁が飲まれています。

寒い季節なので風邪をひかないように体を温める工夫として御事汁を飲むのもいいのかなと思います。

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はると

はると

元オーディオエンジニアのはるとです。WordPressサイトの作成や、電子回路の設計または、故障した機器の修理を行っています。WordPressのサイトを作成したい方や電子回路の設計を依頼したい方はお問い合わせからご連絡ください。 音楽・PC・家電・読書が趣味で、PCを含む家電は得意ジャンルです。