半夏生とは?タコを食べるのはなぜ?

半夏生6月~8月の行事
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半夏生(はんげしょう)という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、夏至と関係があります。

ちょうど7月上旬に生える植物であり、半夏生のときにはタコを食べるといいとも言われています。

昔は半夏生に農家の方がいろんなものを植えていましたが、今となっては品種改良のおかげもありあまり関係のないものとなりました。

なかなかスーパーなどでも半夏生だからといって、タコを多めに置いているということがない状態です。

半夏生というものがあるにも関わらず、あまりピックアップされていないことが多いような気がします。

とは言え、無理して半夏生だからタコを食べようとしなくてもいいです。

半夏生とは何か?タコを食べるのはどうしてか?など少しでもいいので知ってほしいと思い書いてみることにいたします。

 

半夏生とは何か?夏至と関係がある

半夏生というのは、半夏(はんげ)と呼ばれるドクダミの種類で漢方薬の1つです。

この半夏が生えるときが「半夏生」といわれています。

半夏が生えるのがだいたい7月上旬ですが、夏至から11~16日の頃に生えるといわれています。

夏至は昼と夜の長さでいうと、昼(太陽が出ている時間)が長いという説明がごく普通の説明ですね。

夏至がだいたい6/20くらい(中旬から下旬)となっているので、半夏生は7/2(7月の上旬)とされています。

昔は、夏至が過ぎてから半夏生までに田植えをしましょうとされていました。

田植えの目安にもなっていた半夏生でもありますね。

夏至になると徐々に暑くなってきて、田植えシーズンとしては非常に過酷な仕事でした。

夏至に関してですが、白夜(びゃくや)というのを聞いたことがあると思います。

日本において何も関係のないことではありますが、太陽が1日中出っぱなしという日が北へ行くほどあります。

「すでに知っているよ」といわれて当然なのですが、再確認ということで書かせてもらいました。

 

半夏生にタコを食べるのはなぜ?

半夏生は7月上旬ですので、暑さがだんだんと増していく時期です。

関西の方では、タコの足のように農家で育てる作物がどんどんと根がはってほしいということもあり、いっぱい育つようにとされていました。

タコにはタウリンという疲れを吹き飛ばしてくれる成分が少し入っています。

大量に入るとマズイですが、田植えで疲れた体や暑さにまいってしまった体を元通りにするためにタコを食べたとされています。

ワカメとタコなどを入れて酢の物として食べたりするとおいしいですよね?

夏の暑さにも負けないようにタコを食べるというのもいいのだろうとよく思います。

しかし、あまり多くとってしまうと、半夏とは別となってしまいお腹の調子が悪くなったりします。

半夏生だからといってタコを多く食べることは、少ないと思いますがタウリンのサプリメントを多くとるのはよくないです。

タコを丸々1つ食べるというのはないと思いますので、そこまでナーバスにならないでくださいね。

サプリメントは1日の摂取量を守るようにしてくださいね。

 

まとめ

半夏生と夏至そしてタコを食べるということについて説明してみましたがいかがだったでしょうか?

イマイチだなと思うかもしれませんが、昔は田植えにとても大切な時期でした。

半夏生は半夏が生えるという意味で、特に漢方にも用いられているドクダミの1つでもあります。

半夏生のころになると暑中見舞いを出す時期でもありますので、暑くなってきて自分自身の疲れをとるためもありますが、友人や知人に連絡を取ってみるのもいいかと思います。

酢の物としてタコを食べるのが疲れが取れやすいと思いますので、これを読んだときにタコを食べてみるのもいいのかなと思います。

梅雨の時期ではありますが、だんだんと暑くなってきますので、これから夏対策として疲れをためないようにしましょうね。