GRAPHT MINI DAC for GAMINGレビュー!ゲームだけじゃない!

GRAPHT MINI DAC for Gaming,レビュー

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GRAPHT MINI DAC for GAMINGを購入していろいろと試してみたのでレビューをしていきます。

発売が2025年の3月21日ということもあり、家電量販店ではデモとして置かれています。

もちろん置かれているのを使い、普段使っているイヤホンを使って試聴してもいいと思います。

ただ家電量販店での試聴の場合は、BGMの音が大きいお店もありますので注意してください。

今回はPCでのGRAPHT MINI DAC for GAMINGを使用をメインとして、音楽やイコライザーの性質などを含め、DSDとは何かも含めレビューなどができればと思います。

GRAPHT MINI DAC for Gamingの内容物はシンプル!

GRAPHT MINI DAC for Gamingの仕様はどうなっている?

電源USBバスパワー駆動
デジタル入力端子USB Type-C
アナログ入力端子3.5mm(4極ミニプラグ)アンバランス出力
PD充電ポート出力60mW@32Ω
THD+N< 0.01%
S/N比114db(20-)
クロストーク-53db @ 32Ω
再生周波数帯域20Hz~20kHz(±0.5db)
対応フォーマットPCM 384kHz / 32bit, DSD128(DoP)
マイク対応ビットレート最大32bit / 384kHz(mono channel)
本体重量約2.5g
本体寸法(mm)W13 × H17 × D10.8
USB AUDIO DRIVER USB Audio Class 2.0USB Audio Class 2.0
対応OSWindows 11、Mac OS(11.6.4以降)などのOSを搭載したUSB AUDIO Class2.0対応のPC、USB Type-C搭載のiOS、Android OS搭載のスマートフォン、タブレット端末やゲーム機(カスタムOSなどは非対応)
※DSD音源を再生するには特定のメディアプレイヤーソフト/アプリが必要です。
同梱物製品本体 ×1
MINI DAC 変換アダプター ×1
MINI DAC 延長ケーブル(約2m) ×1
取扱説明書 ×1

引用元:GRAPHT MINI DAC for Gaming – GRAPHT OFFICAL STORE

GRAPHT MINI DAC for GamingのEQなし5000円台のとそこまで差がない!

このGRAPHT MINI DAC for Gamingで使ったイヤホンは、ゼンハイザーのIE100PROとイヤーピースはオーディオテクニカを使用しています。

USB DACは可能な限りオーディオメーカーのものを使った方と思っています。

理由はオーディオメーカーの場合は、クリアな音質が多いためです。

GRAPHT MINI DAC for Gamingに関しては、クリアな音質に近い感じがあり、EQなしであればオーディオメーカーのものとの差は少しです。

GRAPHTのDACはゲームも音楽も両方いけます。

クリアな音質にちかいため、FPSでの足音などはよく聞こえ、音ゲーに関しては没入感のあるUSB DACかなと感じました。

イヤホンやイヤーピースによりますが、音楽を聞くという場合には使っても使わなくても変わらないかなと思いました。

税抜きで5000円くらいのGRAPHT MINI DAC for Gamingなのですが、文字通りのゲーム特化ではなく音楽もいけます。

GRAPHT MINI DAC for Gamingのイコライザーはどんな感じ?

GRAPHT MINI DAC for Gamingには3つのイコライザーがあります。

・FPS LIGHT MODE
・FPS HEAVY MODE
・RHYTHM MODE
の3つです。

それぞれ音質の特徴はかなり違いますので、うまく言語化できるように努力します。

FPS LIGHT MODEは足音特化されたFPSで使えるイコライザー

最初にGRAPHT MINI DAC for GamingのFPS LIGHT MODEです。

FPS LIGHT MODEは、全体的に軽めの音に補正された音という感じです。

足音は遠くまで聞こえるものの、そのほかの音はカドが取れたような柔らくモヤっとした音質です。

モヤっとした音のGRAPHT MINI DAC for Gaming のFPS LIGHT MODEですが、とにかく足音をはじめとする音の方向を知りたい場合にはいいかなと感じます。

音楽を聞くということに関しては、正直なところ向いていないかなと感じました。

完全にGRAPHT MINI DAC for GamingのFPS LIGHT MODEは、FPSの足音やマイクラなどの音を頼りにするゲーム向けです。

FPS HEAVY MODEはほんの少しだけ距離が短くなる感じがある!

GRAPHT MINI DAC for GamingのFPS HEAVY MODEにおいては、ほんの少しだけターゲットの手前で足音などが聞こえる状態です。

音楽に関してはFPS LIGHT MODEに比べるとちょっと良くなったかなという感じです。

バランス感はありますが、ほんの少しだけモヤとしている感じはあります。

音のモヤモヤが減りますので、EQなしほどではありませんが、FPS HEAVY MODEの方がマシかなという感じを受けました。

マイクラだとほとんど誤差レベルなんですが、1ブロックほど前に出ないと音が聞こえないくらいです。

FPSだったら1歩とか2歩くらい前になりますが、GRAPHT MINI DAC for GamingのFPS HEAVY MODEは個人差はあると思いますが、使い勝手はいいかなと感じます。

RHYTHM MODEは低音と高音が強くなり音ゲーの没入感はある!

GRAPHT MINI DAC for GamingのRHYTHM MODEは、音ゲーに特化したEQとなっています。

PCで低音を効かせた音楽だと、かなり低音が強調されており、高音も強調されています。

言ってみればドンシャリサウンドといった感じですが、スマホやタブレットでの音ゲーになるとちょうどいい音になります。

機種にもよるとは思いますが、強めの低音と高音が音ゲーの没入感を高めてくれます。

低音はEQなしのものだとちょっとだけの音がかなり強調されます。

GRAPHT MINI DAC for GamingのRHYTHM MODEは、音ゲーにおいて合っていると感じました。

ただPCでYouTubeでのEDMのようなジャンルであれば、低音の主張が強いかなという感じで、個人差は出るかと思います。

RHYTHM MODEは、どちらかというとスマホやタブレットの音ゲー向けといった感じかなと思いました。

GRAPHT MINI DAC for Gamingで使うイヤホンとイヤーピースの相性がある!

今回使っているGRAPHT MINI DAC for Gamingには、PCとスマホではイヤホンをIE100PROとイヤーピースを純正ではなくオーディオテクニカを使用しました。

イヤホンには相性があります。

純正のイヤホンのイヤーピースだとやわらかめですが、聞こえる範囲が狭くなる感じになります。

イヤーピースを変えたら、音がオーディオメーカーのものまではいかないものの、クリアに近い音質になりました。

イヤホン(ヘッドホンも含む)で、音がクリアではないかなと思った場合には、イヤーピースを変えてみるのもいいかなと思います。

GRAPHT MINI DAC for GAMINGでの聞こえる音の幅も広くなりました。

GRAPHT MINI DAC for GamingにゼンハイザーのIE100PROとイヤーピースをオーディオテクニカを使わないといけないわけではありません。

これはイヤホンあるあるなので、自分の好みに合わなければイヤホンやイヤーピースを変えたりして試してみてください。

GRAPHT MINI DAC for Gamingでのインラインマイクはどんな感じ?

イヤホンについているインラインイヤホンに対応した、4極のGRAPHT MINI DAC for Gamingです。

インラインマイクは、あえて安いマイクで録音をしてみました。

他にも入力感度が低いマイクも使っていますが、GRAPHT MINI DAC for GamingではスマホやPCともに問題ありません。

たまたま私自身が選んだマイクの調子が良かっただけの可能性もあり、製品によってはノイズが入ることもあるかもしれません。

GRAPHT MINI DAC for Gamingに問題があるわけではなく、インラインマイクに問題がある場合があります。

もしインラインマイクにノイズが入っていれば、外部マイクを使ったり、マイク付きのイヤホンを変えてみるのもいいかもしれません。

これはGRAPHT MINI DAC for Gamingだけに起こることではなく、マレに起こることなので製品が悪いわけではありません。

GRAPHT MINI DAC for Gamingを使ったときの足音などの効果音がどこまで聞こえる?

マインクラフト(45~47マス)

Apex Legends

GRAPHT MINI DAC for Gamingについている機能のDADってなに?

GRAPHT MINI DAC for Gamingに、DADも対応しています。

DADに関して簡単に説明していこうと思います。

DSDはDirect Stream Digitalの頭文字をとっていて、アナログに極めて近い音質といわれています。

CDのサンプリングレート(簡単にいうと1秒間のデータの数)は、44.1kHzと1秒間に441000個のデータを作って録音されています。

この64倍とか128倍のデータを使って音を作っているのが、DSDとなっています。

赤い長方形がCDだとすると、DSDの場合ではほぼ線になって色が塗られている状態まで、細かくデータを作っていきます。

データが多ければ多いほど、細かくデータを作って音になるので、限りなくアナログ音源に近くなります。

このサンプリングレートという1秒間のデータの数は、多ければ多いほど音がいいです。

データはその分大きくなるので、対応しているソフトじゃないと聞こえません。

そこでGRAPHT MINI DAC for Gamingでも使えるDSD対応のソフトなのを紹介しておきます。

ただPCがメインとなってきますので、ご注意ください。

そのDSDがGRAPHT MINI DAC for Gamingに搭載されているということもあり、音楽を聞く場合には音質が良くなりますということです。

GRAPHT MINI DAC for Gaming
低音
 (4.5)
中音
 (4.5)
高音
 (4.5)
FPS
 (4.5)
音ゲー
 (5)
EQ
 (3.5)
クリアさ
 (4)
総合点
 (4)

まとめ

今回はGRAPHT MINI DAC for Gamingのレビューをしてみましたがいかがでしょうか。

イヤホンのイヤーピースを変えたり、イヤホンを変えれば音質のいいUSB DACとなります。

家電量販店やPCパーツショップで実際に音楽を聞くこともできますので、もし気になるようでしたら実際にGRAPHT MINI DAC for Gamingを使ってお店で聞いてみてください。

PCを持ち込んでいいかまで聞いたことはありませんが、ゲームや仕事で使うという理由であればスマホやタブレットで十分かと思います。

GRAPHT MINI DAC for GamingにはDADも搭載していますが、しばらくはPCかなと思っています。

GRAPHT MINI DAC for GAMINGの音質は理論上ではいいものの、ファイルがとんでもなく大きくなるので、PCを使ったオーディオをコスパよく作りたいということであればアリです。

ちょっとした音楽を聞きたいとか、ゲームで楽しくやりたいなどの目的の方に向いているかなと思います。

GRAPHT MINI DAC for Gamingはヘッドセットでも使えますが、まずはイヤホンで家電量販店で試聴するのもいいかなと感じています。

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