正月には初日の出を見てから初詣へ!正月の由来とは?

正月

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正月は新しい年の始まりです。

気持ちを入れ替えて正月を迎えたり、昨日(大晦日)と全く同じだよという場合もあります。

正月には、初日の出を見てから初詣へ行くのがよくあることです。

ラッキーなことに正月の初日の出は、夏に比べると遅いですよね?

九州や沖縄などであれば、楽に見ることができます。

東北や北海道では、日の出が早いのもあり少したいへんかなと思います。

初詣へ出かけるのもいいですよね?正月ならではのことです。

正月に、初日の出を見るのはどうしていいのか?

初詣はどうするのかを知っておくともっといいかなと思います。

そこで、正月の初日の出や初詣の由来などを説明しますね。

正月にあけましておめでとうというのは神様をむかえる意味だった!

正月は神様をむかえて、農作物の豊作をお願いをするというのが本来の目的です。

実は、「あけましておめでとうございます」という言葉は、正月にむかえる神様への言葉となっています。

正月は、「あけましておめでとうございます」と言わないといけないのは、こういう理由があります。

また、正月をむかえて、1年いい年でありますようにという意味もあるようです。

正月は、元旦とも言いますよね?

元旦の「旦」に意味がありました。この旦の、日は、太陽の意味意味があり、下にある一は、地平線を表すものとして考えられています。

正月の元旦の意味は、新しい年をむかえるときの日の出ということになります。

ということは、正月である元旦の朝に「あけましておめでとうございます」と神様に言う言葉とされています。

正月に初日の出を見るといいのはなぜ?太陽には神様がいる

元旦は、日の出(朝)という意味です。

日は、太陽ですね?古事記を読んだことがありますが、太陽の神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)のことです。

正月に初めて神様を見ることができるということです。

「おてんとうさまは見ている」という言葉もありますが、神様に見守ってもらえる年が来た!ということです。

正月は、新しい年をむかえる日なので、拝んでいたわけです。

ご来光(らいこう)という言葉もありますが、高い山でしか見ることができません。

正月の時期に、高い山に登って初日の出というのは、場所により危険なところもありますので気をつけてくださいね。

正月にはお年玉と鏡餅に関係がある!どのくらいが相場?

正月にお年玉を渡す人もいれば、渡さないといけなくなってしまった人もいます。

実は、昔のお年玉というのは、お餅でした。

神社などで鏡を飾っているところが多いでしょう。

時間がある時に、見てくださいね。鏡があります。

神社の鏡が、鏡餅の由来です。

正月に鏡餅を飾るのは、神様に関係しているのです。

正月にお餅を食べると、元気になるということで、正月に子どもたちにお年玉としてお餅を渡していました。

江戸時代になると、正月のお年玉は、お餅からお金に変わったようです。

正月のお年玉は500円~5000円くらいがよくあることです。

お年玉をもっともらった人もいるでしょうが、もらえただけでもありがたいですね。

正月に初詣へ行くのはなぜ?お墓参りも大切

正月になると、喪中でない限り初詣へ行きます。

初詣は、場合によりますが昔は神社へ行っていました。

様へ昨年なんとか過ごせましたという感謝ですね。

信仰が何かによりますが、お寺でもいいかと思います。

お寺でもなく、神社でもない場合があります。

それはお墓参りです。正月にご先祖様にお礼を言うということです。

人によっては、正月の初詣は違うと思いますが、参考にしてくれればと思っています。

神社の場合は、伊勢神宮がいいと言われています。お寺はあまり気にしないでいいと言われたことがあります。

正月に初詣へ行くのは、昨年のお礼と新年のあいさつということで気持ちも大切だと思います。

正月の初詣で、ここに行かないといけないということは、ありません。

正月に飾る門松にはこんな理由があった!遅いのはよくない

正月に神様をむかえるための目印が門松でした。

正月に飾る門松というのは、松の木が使われています。

しかし、むかしは松ではなかったのです。杉の木や榊(さかき)を使っていたようです。

時が過ぎ、正月には松の木を使うようになってきました。正月に門松を飾って、神様を待つという意味になりました。

そこからさらに時が過ぎ、豪華になってきたのです。

門松を飾るのには、大晦日はいけないとされています。

一夜飾りと言い、正月に神様をむかえるのは失礼だ!という意味です。

また、仏滅や12/29には避けましょう。12/29は、29日というのに意味があります。

「二重に苦しむ」という意味です。そのため、遅くても12/28か12/30までに門松を飾ります。

正月の門松をしまうのは、1/7の七草です。七草はお餅ばかり食べて胃が疲れてしまうので休めましょうという意味です。

正月の門松をポンと普通に捨てるのではなく、神社やお寺に持っていくのがよくあることです。節分あたりに「どんと焼き」といいうのがあります。

正月の門松の飾りは焼かれるのですが、プロであるお寺と神社がいいわけです。粗末に捨てないようにしてくださいね。

正月に飾るしめ飾りには意味がある!子孫繁栄と長寿?

正月の門松と一緒にしめ縄をしめ飾りとして、一緒に売っている場合があります。

正月のしめ飾りは、神社などでもカランカランとならす鈴のところにもあります。

正月のしめ飾りには、悪いことが起こらないように縄を作ってバリアを張っているのです。

そして正月のしめ飾りには、いろいろな実がなるものを飾っています。

正月のしめ飾りにつける実は、木や草などが生えて実がなるという意味があります。

木や草が生えて実がなったり、タネになりと繰り返していく様子から、子孫繁栄(しそんはんえい:子供が大人になって子供を産み、どんどんつながっていく)の意味があります。

木や草は、よほどのことがない限り生え続けるということもあり、長寿(長寿:長生き)の意味もあります。

正月のしめ飾りは、門松と同じように飾ってしまってくださいね。

正月の初詣でもらう破魔矢には厄除けの意味があった!

破魔矢は、厄除けという意味があります。正月にもらう破魔矢は、悪いことが起こらないようにやっつけるという意味です。

馬に乗って走ってきて矢を射(い)る行事がありますよね?

矢を射って、今年の占いをしてたというようにいわれています。

その的は、「はま」といいます。

矢を射って、きちんと的に当たれば豊作ということをしていました。

時が過ぎ、江戸時代になると子供の成長に悪いことが起こらないようにということで七五三などにも破魔矢が売られるようになりました。

正月にもらう破魔矢は、矢のところが北東を向くようにします。

正月から1年飾り、次の年になったら買い換えます。前の年のは、門松と同じタイミングで問題ありません。

正月の飾りの1つの鏡餅は神様へおそなえするものだった

正月には鏡餅(かがみもち)を飾る家も多いのではないかと思います。

お年玉についてもそうですが、餅=鏡という意味があります。

鏡餅は神様へおそなえするものです。

鏡餅には、正月飾りの中でも多くの意味が含まれています。

鏡餅の上にのせるみかんは、「だいだい色」ですが、代々と子孫繁栄という意味で飾られています。

トゲトゲに近い葉(うらじろ)を飾りますが、葉っぱの裏が白いので、心がキレイであり裏表のないという意味とされています。

紅白の四角の紙も飾りますが、「ごへい」と呼ばれているもので、魔除けの意味だったり商売繁盛の意味とされています。

場合により、エビや昆布なども飾ることもありますが、縁起がいいものを飾っています。

1/15になると鏡開き(かがみびらき)がありますが、切る・割るという言葉を使わないのは、神様の恩恵を切ってしまわないようにという意味です。

家族を思いやるという願った鏡開きとも言われていますので、切る・無理やり割るなど行わないでくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?正月の初日の出やお年玉や初詣の情報です。

太陽である天照大御神が正月に関わっていることが多いです。

1年過ごすことができたという感謝と、これからのお願いを含んでいますよね?

初日の出に関しては高い山に登ればご来光を見ることができますが、冬の山は危険ですので現地の方の指示にしたがってください。

喪中でなければ、初詣へ出かけるのもいいかと思いますよ。

正月の飾りはゴミとして捨てないで、1/7~節分までに神社やお寺などに持って行ってください。

正月の門松・しめ飾り・破魔矢をピックアップしてみました。

気持ちの問題というのもありますが、歴史を知ってしまうと粗末にできませんよね?

粗末にあつかわないようにしてくださいね。

ご多幸をお祈り申し上げます。