FIIOのスマホやタブレットまたはPCにつなげられる、アンプ付きのUSB DACのKAシリーズは、奥行きがあって定位もいいのでコスパはいいです。
USBタイプCでの接続ですしアンプがついていますので、PCにアプリを入れればきちんと認識します。
ゲームや音楽で実際に聞いてみた感じだと、5000円台でいいのかなというくらい音質がいいです。
メリットもデメリットもありますが、そこまで深刻なものではありません。
FIIOのKAシリーズのアンプ付きのUSB DACのレビューをしていこうと思います。
FIIOのUSBタイプCのDACであるKAシリーズの内容物は?

FIIOのUSBタイプCのDACであるKAシリーズのスペックは?
電源 USBバスパワー駆動 DACチップ CS43131 入力端子 USB Type-C 出力端子 3.5mmシングルエンドヘッドホン出力 最大出力 200mW(32Ω,THD+N<1%) S/N比 ≥125dB(32Ω,A-weighted) THD+N <0.0006%(32Ω) 対応フォーマット PCM384kHz/32bit、DSD256/1bit 本体カラー ブラック, シルバー 対応アプリ 「FIIO Control」(Android向け) 寸法 約44.5mm x 9.7mm x 10.5mm 重量 約8.5g 付属品 マニュアル
保証書参照元:FIIO KA11
FIIOのUSBタイプCのDACであるKAシリーズの音質は?
今回レビューするFIIOのUSBタイプCのDACであるKAシリーズなのですが、エントリーモデルとしては高音質でした。
デジタルからアナログに変わりアンプがついた製品なので、音のひずみも耳では確認できません。
測定器を使ったとしても十分な性能かなと思っています。
使用したイヤホンは、ゼンハイザーのIE100PROなんですが、ランクを落として5000円未満のイヤホンがいいかなと感じました。
低音と高音はきっちりとでていて、中音はちょっと下がり気味に感じました。
バッファローのUSB DACと比べると低音と高音はしっかりでているので、価格に合ったコスパのいいアンプ付きのKAシリーズといえます。
音のこもりを下げているのかなとも感じた、FIIOのKAシリーズのUSB DACです。
アンプ付きのFIIOのKAシリーズのUSB DACでスマホやタブレットでは問題なしだけどPCは?
FIIOのKAシリーズのUSB DACは、スマホとかタブレットとかで使うのを想定されているように感じます。
PCでも使えますが、奥行きのある音を出すので、エレクトニックな音楽であれば問題はありません。
もちろん、FPSのような足音を聴くという場面においても、FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACを使う場合は問題ないです。
PCに限っていうと、POPSのようなジャンルだと迫力が落ちてしまいます。
そのくらいかなと思うくらいで、PCでの接続に関してはバッファローのUSB DACの方がフラットに聞こえる感じがします。
悪いわけではないものの、FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACは、スマホやタブレット向けにはいいかなと感じました。
FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACはここが惜しい!
さてデメリットまではいかないですが、気になる点といえば、アンプ付きのUSB DACなので熱を持ちます。
アンプがなければいいと思いましたが、FIIOのKAシリーズのUSB DACにはアンプがついているため、PCでの接続もスマホもタブレットも熱を持ちます。
電気を多く使うのは仕方ないですが、金属で囲われているので気にしなくてもいいですが、FIIOのKAシリーズのUSB DACは40度くらいまで上がります。
PCでFIIOのKAシリーズのUSB DACを使うと、ボリュームは0~100までありますが、アンプ付きということもあり2で使う程度です。
3でもいけますが没入感としては、バッファローよりもありますが、結構音が大きいのでかなり電気を使っています。
そのため放熱として、FIIOのKAシリーズのUSB DACは外側が金属になっているのだろうと感じました。
気にされる方もいらっしゃるかと思いますので、発熱に関しては心配しなくてもいいですが、FIIOのKAシリーズのUSB DACを使うと音が大きくなりますので注意です。
FIIOのKAシリーズのUSB DACに限らず、音が小さくてもいい音がでるのがいいと社会人1年目でいわれましたので、十分な性能かなと感じます。
FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACにはアプリを入れないといけない!
FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACは、スマホやタブレットであればアプリを入れた方がいいです。
FIIOは中国メーカーなので、見たことない文字と思うかもしれませんが、きちんと動きます。
ボリューム調節はありますが、スマホやタブレットまたはPCで調整しても変わらないかなと感じました。
ただ、bitだけはいじれますので、FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACを高音質にしたい場合には、最高の設定にした方がいいでしょう。
ただスマホやタブレットの場合であれば、ボリュームを大きくすればスマホやタブレットの充電切れが早くなるので注意しましょう。
(Androidのみ)
イヤホンアンプにしては、200mWと小さなスピーカーでも使えるFIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACなので、MAXで使うとうるさすぎますが電池のヘリは激しくなります。
使い込んだスマホやタブレットでFIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACを使うときには、小さめのボリュームでも十分ですが、気になる方は電池の残量を確認するようにしてください。
FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACとバッファローのUSB DACどっちを買うべき?
結構悩んだ結果ですが1つに決められないかなと思っています。
音の奥行を感じたいという方には、FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACかなと思いますし、音質からいうとそこまでの大きな差は少ないように感じます。
コスト重視であればバッファローになるかなという感じで、音楽やゲームメインではFIIOのUSB DACかなという感じです。
バッファローはPCやスマホそしてタブレットの音量調整で音の大きさの幅があるのに対し、FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACはアンプのせいもありボリューム調整が難しいです。
割とボリュームを下げないと結構大きな音が出ます。
またFIIOのアンプ付きUSB DACは熱を持ちますので、お風呂くらいの熱ですが心配にならなければOKかなと思います。
何も知らずにFIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACを買うと、発熱があるので壊れたと思うかもしれませんが、大丈夫です問題ありません。
(色違いですがイヤホンのみ使えます)
まとめ
FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACのレビューをしてみましたがいかがでしょうか。
音は中音域がやや抑えめで音のこもりを減らしているのかなと思います。
イヤホンの割には奥行きのあるFIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACなのですが、ほんの少しの奥行であればバッファローでもいいのかなと感じます。
あえて、2つを並べてみましたが、どちらも音質はいいですのでスマホやタブレットまたPCで十分使えます。
ちょっといいUSB DACのアンプ付きだと数万円は超えますので、コスパの面で考えてもFIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACの方が安くて済みます。
ゲームでも音楽でもそして仕事のボイスチャットでも使える、FIIOのKAシリーズのアンプ付きUSB DACを使うのもいいですね。