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FIIOのスマホやタブレットまたはPCにつなげられる、アンプ付きのUSB DACのKA11は、奥行きがあって定位もいいのでコスパはいいです。
USBタイプCでの接続ですしアンプがついていますので、PCにアプリを入れればきちんと認識します。
ゲームや音楽で実際に聞いてみた感じだと、5000円台でいいのかなというくらい音質がいいです。
メリットもデメリットもありますが、そこまで深刻なものではありません。
FIIOのKA11アンプ付きのUSB DACのレビューをしていこうと思います。
FIIOのUSBタイプCのDACであるKA11の内容物は?

FIIOのUSBタイプCのDACであるKA11のスペックは?
電源 USBバスパワー駆動 DACチップ CS43131 入力端子 USB Type-C 出力端子 3.5mmシングルエンドヘッドホン出力 最大出力 200mW(32Ω,THD+N<1%) S/N比 ≥125dB(32Ω,A-weighted) THD+N <0.0006%(32Ω) 対応フォーマット PCM384kHz/32bit、DSD256/1bit 本体カラー ブラック, シルバー 対応アプリ 「FIIO Control」(Android向け) 寸法 約44.5mm x 9.7mm x 10.5mm 重量 約8.5g 付属品 マニュアル
保証書参照元:FIIO KA11
FIIOのUSBタイプCのDACであるKA11の音質は?
今回レビューするFIIOのUSBタイプCのDACであるKA11なのですが、エントリーモデルとしては高音質でした。
デジタルからアナログに変わりアンプがついた製品なので、音のひずみも耳では確認できません。
測定器を使ったとしても十分な性能かなと思っています。
使用したイヤホンは、ゼンハイザーのIE100PROなんですが、ランクを落として5000円未満のイヤホンがいいかなと感じました。
低音と高音はきっちりとでていて、中音はちょっと下がり気味に感じました。
価格に合ったコスパのいいアンプ付きのKA11といえます。
音のこもりを下げているのかなとも感じた、FIIOのKA11のUSB DACです。
音が出るときにミュートから解除されるような、だんだんと音が出てくるのはほんのちょっとだけマイナスポイントです。
アンプ付きのFIIOのKA11のUSB DACでスマホやタブレットでは問題なしだけどPCは?
FIIOのKA11のUSB DACは、スマホとかタブレットとかで使うのを想定されているように感じます。
PCでも使えますが、奥行きのある音を出すので、エレクトニックな音楽であれば問題はありません。
もちろん、FPSのような足音を聴くという場面においても、FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACを使う場合は問題ないです。
PCに限っていうと、POPSのようなジャンルだと迫力が落ちてしまいます。
そのくらいかなと思うくらいで、PCでの接続に関してはバッファローのUSB DACの方がフラットに聞こえる感じがします。
悪いわけではないものの、FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACは、スマホやタブレット向けにはいいかなと感じました。
FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACはここが惜しい!
さてデメリットまではいかないですが、気になる点といえば、アンプ付きのUSB DACなので熱を持ちます。
アンプがなければいいと思いましたが、FIIOのKA11のUSB DACにはアンプがついているため、PCでの接続もスマホもタブレットも熱を持ちます。
電気を多く使うのは仕方ないですが、金属で囲われているので気にしなくてもいいですが、FIIOのKA11のUSB DACは30℃より少し上がるくらいまで上がります。
PCでFIIOのKA11のUSB DACを使うと、ボリュームはPCだと0~100までありますが、アンプ付きということもあり2で使う程度です。
3でもいけますが没入感はありますが、結構音が大きいのでかなり電気を使っています。
そのため放熱として、FIIOのKA11のUSB DACは外側が金属になっているのだろうと感じました。
気にされる方もいらっしゃるかと思いますので、発熱に関しては心配しなくてもいいですが、FIIOのKA11のUSB DACを使うと音が大きくなりますので注意です。
FIIOのKA11のUSB DACに限らず、音が小さくてもいい音がでるのがいいと社会人1年目でいわれましたので、十分な性能かなと感じます。
FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACをスマホで使う場合アプリを入れないといけない!
FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACは、スマホやタブレットであればアプリを入れた方がいいです。
FIIOは中国メーカーなので、見たことない文字と思うかもしれませんが、きちんと動きます。
ボリューム調節はありますが、スマホやタブレットまたはPCで調整しても変わらないかなと感じました。
ただ、bitだけはいじれますので、FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACを高音質にしたい場合には、最高の設定にした方がいいでしょう。
ただスマホやタブレットの場合であれば、ボリュームを大きくすればスマホやタブレットの充電切れが早くなるので注意しましょう。
(Androidのみ)
イヤホンアンプにしては、200mWと小さなスピーカーでも使えるFIIOのKA11のアンプ付きUSB DACなので、MAXで使うとうるさすぎますが電池のヘリは激しくなります。
使い込んだスマホやタブレットでFIIOのKA11のアンプ付きUSB DACを使うときには、小さめのボリュームでも十分ですが、気になる方は電池の残量を確認するようにしてください。
FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACとバッファローのUSB DACどっちを買うべき?
結構悩んだ結果ですが1つに決められないかなと思っています。
音の奥行を感じたいという方には、FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACかなと思いますし、音質からいうとそこまでの大きな差は少ないように感じます。
コスト重視であればバッファローになるかなという感じで、音楽やゲームメインではFIIOのUSB DACかなという感じです。
バッファローはPCやスマホそしてタブレットの音量調整で音の大きさの幅があるのに対し、FIIOのKA11のアンプ付きUSB DACはアンプのせいもありボリューム調整が難しいです。
割とボリュームを下げないと結構大きな音が出ます。
またFIIOのアンプ付きUSB DACは熱を持ちますので、お風呂よりちょっと低い熱ですが心配にならなければOKかなと思います。
何も知らずにFIIOのKA11のアンプ付きUSB DACを買うと、発熱があるので壊れたと思うかもしれませんが、大丈夫です問題ありません。
(色違いですがイヤホンのみ使えます)
まとめ
FIIOのKA11のレビューをしてみましたがいかがでしょうか。
音は中音域がやや抑えめで音のこもりを減らしているのかなと思います。
音質はいいですのでスマホやタブレットまたPCで十分使えます。
ちょっといいUSB DACのアンプ付きだと数万円は超えますので、コスパの面で考えてもFIIOのKA11の方が安くて済みます。
音の出だしが緩やかに出てくるのもあって、常に音が出ているゲームなどではいいかもしれないですが、音楽を聞くときに気になるかもなと思います。
FIIOのKA11は、イヤホンのみとなっていますので、インラインマイク付きでマイクが使えません。
オーディオメーカーが作った製品というのは、ゲーミングの製品を作っているメーカーよりも音質はいいのでおススメできます。
ゲームでも音楽でもそして仕事のボイスチャットでも使える、FIIOのKA11を使うのもいいですね。