イヤホンの音がこもってしまう現象を感じるあなたに、なんとか最小限もしくは困らないように工夫をする方法をお伝えしようと考えました。
私自身は元ポータブルオーディオの設計者なのですが、結論からいうといくつか原因があります。
なんで音がこもるのかという大事な問題と、対策方法また当サイトで音がこもる製品レビューしていませんが、なるべくわかりやすく説明していこうと思います。
早ければ早いほど対処したほうがいい不快なイヤホの音のこもりをなくしていきましょう。
音がこもる原因の1つはイヤホンの形状に問題がある!
音がこもる原因の1つには、イヤホンの耳にいれるところに小さな穴がないことが多いです。
200Hz~500Hzくらいの人間の声くらいのところで、音がイヤホンのハウジングと呼ばれるところで跳ね返っていることが多いです。
ハウジングというのは耳に入れるところと、コードの中間にあるこの部分を指しています。

この場合イヤホンは初期不良として認めてもらえるかがカギとなります。
一度購入したお店で相談してみてください。
ラジカセやコンポなども同じように、バスレフと呼ばれる低い音を逃がす穴があります。
イヤホンも同じように低い音を逃がす穴があるか確認してみるといいでしょう。
当サイトでは音がこもるのは、私自身でも確認していますが、なるべく小さな穴が開いたイヤホンを購入するようにしています。
きちんとイヤホンの掃除を!音がこもる原因は汚れの場合もある!
音がこもる原因には、イヤホンについている汚れも考えられます。
この場合は掃除をするしか手がありませんが、イヤホンを掃除する道具というのもあるので試してみるのがいいでしょう。
水をつけたりすると程度によりますが、故障することもありえますので、なるべく安く掃除したいという方にはこちらがいいでしょう。
ハウジング近辺に耳垢がたまっていれば掃除しましょう。
極端な音のこもりというのは解決しない可能性もありますが、イヤホンによっては解消することもあります。
なるべく危ないかもと思うような掃除をせずに、安全に乾いたもので軽くなでるように掃除をすると、イヤホンの音がこもるのがなおることがあります。
買ったときからイヤホンの音がこもっている!
一番困るのがイヤホンを買ったときから、音がこもっているときかなと思います。
初期不良なのか正常なのか判断できないことがありますよね。
特に安すぎるイヤホンだったり、イヤホンに低音抜けの穴がないものが多いように感じていますが、いったん返品して違う製品を買いなおすというのがいいかなと思います。
インナーイヤー(開放型)と呼ばれるEarPdsとかAirPodsみたいな形状であれば、音の出口が広いのでこもるという不安は少ないので替えるのも手です。
カナル型を購入した場合には、どうすることもできませんのでやはり返品かなと思います。
カナル型で音がこもるのは先ほども書きましたが、200~500Hzの音が出やすくなっていることが多いので、もしイコライザーがあれば200~500Hzのところをマイナスに設定しましょう。
これは応急処置であって、根本的な解決ではありませんが、高級なイヤホンでも起こりえることなので対策としては簡単かなと思います。
それでもうまくいかなければ、やっぱり返品してEarPdsのようなインナーイヤーにちょっとお金を足したり、マイナスになるかもしれませんが替えた方がいいです。
音がこもるのをイコライザーで対処するにはどうすればいい?
長いこと書いておりますが、仮にイヤホンを買ったのはいいけれど、返品してもらえないとか時間がかかるなどありまよね。
そこで、イコライザーの登場なんですが、スマホやPCでも使えるフリーのイコライザーを使ってイヤホンの音のこもりに対処していきましょう。
Equalizer APO (PC用)
先ほども200Hzくらいから500Hzくらいのところで、イヤホンの音がこもることがよくあります。
簡単に言うと音がハウジングやスピーカー内で、カンカンカンカンと反射してしてしまって音が抜けていないのが原因です。
じゃあどうするかというと、カンカンカンカンと反射するイヤホンの音を低く設定すれば、こもるというのを対処できます。
というわけで、早速イコライザーで200~500Hzのところを「0」にしてみてください。
それでもイヤホンの音がこもるようであれば、マイナスまでやっていいです。
これでイヤホンの音のこもりがなくなるはずですが、場合によってはまだ音がこもる可能性も大いにあります。
それは完全な設計ミスなんですが、やはり返品に応じてもらうように交渉するしかないとしか言えなく、ご期待にそえなくて申し訳ございません。
まとめ
今回はイヤホンの音のこもりについてやイコライザーで対処する方法の説明をしてみました。
当サイトでは、音がこもるイヤホンやヘッドホンに関しては、紹介していませんのでご安心ください。
買ったばかりのイヤホンで音がこもるようであればすぐに、返品して違う製品だったり交換してもらったほうがいいかなと感じます。
もし家電量販店で買う場合には、必ずイヤホンに小さな穴があるのと、実際に音を聞くようにしてください。
買って失敗したということがないようにしていただきたく、書いたわけなのでぜひお店で買う場合にはチャックです。
200~500Hzの音がいい感じにカンカンと反射してしまって、イヤホンの音がこもるわけですが経年劣化でもありえます。
新品を買うのがいいかなと思いますが、一度掃除したりイコライザーをいじってみてからでもいいかなと感じています。
少しでもイヤホンの音がこもるということに対処できるように、みなさまの素敵なミュージックライフのお手伝いをと思っています。