9/1は、1923年に発生した関東大震災で多くの方がケガやお亡くなりになった方が大勢いました。
そこで、9/1は関東大震災を見直すために防災の日とし、家具の置き方や防災グッズのチェックなど行うようにしましょう。
この二百十日というのは、台風が来たり強風などで作物がダメにならないように気をつけましょうという日です。
阪神淡路大震災・新潟中越地震・東日本大震災・熊本地震・大阪地震など数々の地震を体験しています。
台風は昭和の時代では、伊勢湾台風なども社会の教科書で読むことがあると思います。
災害は、地震や台風だけではありませんが、災害に対し身を守るという防災も行わないといけません。
そこで、防災の日を目安として災害から身を守るということを目指しましょう。
自治体によっては防災の日に、消防署などではイベントなども行われていますので、参加してみてください。
では、防災の日には家具の置き方や防災グッズの見直しそして二百十日について説明しますね。
1923年に襲った恐怖の関東大震災と数々の大きな地震とは?
防災の日は、関東大震災のようなとんでもない状態にならないように守りましょうという日です。
関東大震災のとんでもない状態になった理由は、台風が来ていたため風が台風に行ってしまい、強風となり火災が多く発生しました。
お昼前の関東大震災なので、昼食の準備をしているところも多く、ほとんどが火災により関東は大ダメージを受けました。
建物や家具が倒れて下敷きになってしまったり、防災グッズがなかったのもあり、約14万人の方が行方不明やお亡くなりになったともいわれています。
二百十日という暦もあり、台風の影響もありまたたく間に東京を始め関東は火の海になってしまいました。
その後も阪神淡路大震災・新潟中越地震・東日本大震災・熊本地震・大阪地震など数々の大きな地震がありました。
地震が起こるメカニズムは、プレートが有力とされており、日本には4つのプレートがあるとされています。
4つのプレートは、フィリピン海プレート・ユーラシアプレート・北米プレート・太平洋プレートとされています。
このプレート同士が滑ったり、ぶつかったりするため地震が起こるとされており、いつどこでどのような規模の地震が起こるか定かではありません。
関東大震災の場合は、北米プレートとフィリピン海プレートのところで起こった地震と言われています。
防災の日の家具が倒れないようにする工夫とは?
阪神淡路大震災から建築基準法が変わり、家を作るときの建築基準法という法律が変わりました。
今では家の基礎工事の多くは建築基準法20条において、耐震性のある家づくりがすすめられました。
しかし、家を建てて十数年もすればだんだんと弱くなっていくのが現状です。
いくら家を強くしても、地震が起これば家具が倒れて下敷きになるケースもあります。
家具は、倒れないように最大の努力をしないといけませんが、家の壁に穴を開けるのが嫌だという方もいると思います。
災害のときにケガするか、ケガしないですむかという考えを持つとケガしない方がいいです。
家の壁に穴が開いてしまいますが、家具は防災としてしっかり固定しておくといいです。
TVやPCは防災のため、粘着シートやTVの場合には壁にヒモなどが付属していることがあるので、引掛けておきましょう。
最低限の防災は私たち自身が、私たち自身を守るための方法ですので、実際にケガをしないように家具の対策を行うべきだと思います。
防災グッズはこまめにチェックしておこう
防災グッズとして売られているのは、水やカンパンなどの食べ物に関するものや情報を得るためのラジオがとても大切です。
手回しで充電するラジオが阪神淡路大震災以降に、販売されるようになっています。
ニュースは絶対必要なものなので、手回し充電ラジオを持つのも防災グッズの1つです。
その他にも災害時に停電になることもありますので、LEDの懐中電灯も防災グッズの1つと考えてもいいでしょう。
電池は分かりやすいところにしまっておいて、いざというときに使った方がいいです。
最近は単3電池や単4電池もリチウムの電池が多く、今までの電池よりも長時間使えます。
懐中電灯の電池を入れっぱなしにしておくと、空気中に電気がほんの少し流れたりしますので、いざというときの防災グッズにならないこともあります。
100円ショップにもあったりしますが、電池残量のチェッカーも防災グッズとして使えますので準備しておきましょう。
防災グッズの食べ物や飲み物にも賞味期限がある?
防災グッズでの食べ物と水は、人が生きていく上でとても大切なものです。
水や食べ物には、賞味期限が必ずあるので賞味期限が過ぎて食べられないというのは、防災グッズとして全く役に立ちません。
賞味期限を確かめ、過ぎてしまわないようにしてはじめて防災グッズといえます。
防災のための食べ物や水は、賞味期限が来る前に食べたり飲んだりし、賞味期限が来ないうちに新しいものへと交換しておきましょう。
防災の日は、ふだん生活する上で楽しく安全に過ごせることが難しいときに力を出すためのグッズなので、しっかりと防災グッズを確認しておくことをおススメします。
水はペットボトルをある程度買っておき、ふだん飲みながら新しい水を買うようにすると、災害のときに多少ではありますがなんとかなることもあります。
二百十日は9/1に注意しないといけない風が強くなる日
立春の2/4から210日が過ぎると、二百十日という暦になります。
台風がよく来るということもあるせいもあり、昔の暦では農家の作物がダメにならないように、お祭りなど行われています。
有名なお祭りは、富山県の「おわら風の盆」というお祭りです。
強風にならないようにという意味で行われているお祭りなので、機会があれば行ってみてもいいだろうと思います。
9/1にピンポイントで強風になるわけではありませんが、9月になってくると風が少し強くなることも注意した方がいいと思います。
関東大震災では強風のせいで、火災がひどく多くの方が亡くなったりケガをしてしまいました。
風には注意しないといけませんので、地震が起こったときにはすぐ火を消すようにいろんな自治体で行われるイベントで練習するのもいいです。
防災グッズあれこれ
防災の日に災害に備え、家具の位置や家具の中に入れている品物などを入れ替えるのも防災の日に行った方がいいでしょう。
防災グッズは家具を固定するものや、食べ物飲み物または医薬品などがあります。
いつも飲む薬は全くない状態はよくないため、あらかじめ医師と相談すれば余分にもらえることもありますが、日数が決まっているので飲みながら減らしつつ増やしつつがいいです。
ケガなどによる応急処置のためのグッズであるシップなどもあるといいです。
9/1の防災の日に見直しておきましょう。
まとめ
防災の日に家具や防災グッズをチェックした方がいいと説明してみましたがいかがだったでしょうか?
関東大震災は大正時代に起こったことですが、地震に限らず災害はいつどこで発生するか予測がつきません。
自分たちの身は、自分たちで最大限のことをやって守る必要があると思います。
自分さえ良ければいいという訳ではありませんが、防災の日をきっかけに防災グッズをそろえたりチェックするのも必要だと思います。
日本を含め太平洋に面している国は、よく地震や津波そして台風など災害が多いです。
日ごろからチェックをし、災害が起こっても慌てず行動してほしいと思います。
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」ということではなく、「明日は我が身」と真剣に考えそして災害が起こったところへの支援もできる限り行いましょう。